高崎市議会 > 1996-03-06 >
平成 8年  3月 定例会(第1回)−03月06日-02号

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  1. 高崎市議会 1996-03-06
    平成 8年  3月 定例会(第1回)−03月06日-02号


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    平成 8年  3月 定例会(第1回)−03月06日-02号平成 8年  3月 定例会(第1回)   平成8年第1回高崎市議会定例会会議録(第2日)  ──────────────────────────────────────                           平成8年3月6日(水曜日)  ──────────────────────────────────────                議事日程(第2号)                          平成8年3月6日午後1時開議 第1  議案第18号 群馬音楽センター設置、管理及び使用条例の一部改正について     議案第19号 高崎市職員定数条例の一部改正について     議案第20号 高崎市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部改正について     議案第21号 高崎市非常勤の職員の報酬及び費用弁償に関する条例及び証人等の実費弁償に関する条例の一部改正について     議案第22号 高崎市手数料条例の一部改正について     議案第23号 高崎経済大学授業料等徴収条例の一部改正について     議案第24号 高崎市ねたきり老人見舞金支給条例の一部改正について     議案第25号 高崎市自転車駐車場条例の一部改正について     議案第26号 高崎市農業集落排水施設の設置及び管理に関する条例の一部改正について     議案第27号 高崎市下水道条例の一部改正について     議案第28号 高崎市公共下水道事業分担金徴収条例の制定について     議案第29号 高崎市消防団員の定員、任用、給与、分限及び懲戒、服務その他身分取扱いに関する条例の一部改正について
        議案第30号 平成8年度高崎市一般会計予算     議案第31号 平成8年度高崎市国民健康保険事業特別会計予算     議案第32号 平成8年度高崎市老人保健特別会計予算     議案第33号 平成8年度高崎市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算     議案第34号 平成8年度高崎市食肉処理場特別会計予算     議案第35号 平成8年度高崎市家畜市場事業特別会計予算     議案第36号 平成8年度高崎市農業集落排水事業特別会計予算     議案第37号 平成8年度高崎市駐車場事業特別会計予算     議案第38号 平成8年度高崎市土地取得事業特別会計予算     議案第39号 平成8年度高崎市水道事業会計予算     議案第40号 平成8年度高崎市公共下水道事業会計予算  ────────────────────────────────────── 本日の会議に付した事件  議事日程に同じ  ────────────────────────────────────── 出席議員(36名)  1番   竹本 誠君       2番   横尾富安君  3番   中島 篤君       4番   柴田和正君  5番   富沢徳好君       6番   大山 孝君  7番   深町勝敏君       8番   北村久瑩君  9番   木暮孝夫君      10番   植原大二郎君 11番   深堀忠雄君      12番   酒井悦夫君 14番   齊藤正毅君      15番   二口昌弘君 16番   田中治男君      17番   秋山実夫君 18番   井草嘉嶽君      19番   渡辺元一君 20番   渡辺 昌君      21番   吉井照雄君 22番   高橋 勇君      23番   小野里博君 24番   根岸富貴子君     25番   桜井敬吉君 26番   福島秀人君      27番   榑松正義君 28番   友松敬三君      29番   長井保雄君 30番   小林伝八君      31番   浅貝正雄君 32番   清水一郎君      33番   清水文男君 34番   藤巻正一君      35番   井草一男君 37番   土屋利一君      38番   吉田伊三美君  ───────────────────────────────────── 欠席議員(2名) 13番   松本和雄君      36番   水野兼吉君  ────────────────────────────────────── 説明のため出席した者 市長            松浦幸雄君 第一助役          中村六郎君 第二助役          川本俊明君 収入役           堤宏君 市長公室長         松橋亮君  総務部長          田島敏弘君 財務部長          新井英壽君 市民部長          金井清君 保健福祉部長        花岡宏治君 商工部長          小嶋庄二君 農政部長          関伸一君  建設部長          黒澤清君 都市計画部長        澁澤治君  開発部長          長澤光夫君 経済大学事務局長      渡邉勝由君 市民部副部長兼環境企画室長 梅山龍男君 商工部副部長        相川悦夫君 農政部副部長        江原貞夫君 都市計画部副部長      村岡正利君 上下水道事業管理者     角貝正男君 水道局長          井田忠芳君 下水道局長         清水博之君 教育長           網中正昭君 管理部長          武居政道君 生涯教育部長        鬼形健君  監査委員          倉林要君 監査委員事務局長      山田守君  選挙管理委員会事務局長   松本敬二君 消防長           片山義晴君 消防次長          高橋義久君 ────────────────────────────────────── 事務局職員出席者 局長            佐藤正二  副局長兼庶務課長      植原照久 議事課長          本多武久  議事課長補佐兼議事係長   吉田健一 議事課長補佐兼調査係長   吉岡昇   専門員           田中謙一 専門員           石村和多留 主任主事          加藤定男  ────────────────────────────────────── △開議  午後1時07分開議 ○議長(渡辺昌君) これより本日の会議を開きます。  ────────────────────────────────────── △諸般の報告 ○議長(渡辺昌君) この際、諸般の報告を申し上げます。  水野兼吉議員から、都合により本日及びあすの会議を欠席する旨の届け出がありました。  以上で諸般の報告を終わります。  本日の会議は、議席に配付いたしました議事日程第2号に基づき議事を進めます。  ────────────────────────────────────── △日程第1 議案第18号 群馬音楽センター設置、管理及び使用条例の一部改正について △ 議案第19号 高崎市職員定数条例の一部改正について △ 議案第20号 高崎市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部改正について △ 議案第21号 高崎市非常勤の職員の報酬及び費用弁償に関する条例及び証人等の実費弁償に関する条例の一部改正について △ 議案第22号 高崎市手数料条例の一部改正について △ 議案第23号 高崎経済大学授業料等徴収条例の一部改正について △ 議案第24号 高崎市ねたきり老人見舞金支給条例の一部改正について △ 議案第25号 高崎市自転車駐車場条例の一部改正について △ 議案第26号 高崎市農業集落排水施設の設置及び管理に関する条例の一部改正について △ 議案第27号 高崎市下水道条例の一部改正について △ 議案第28号 高崎市公共下水道事業分担金徴収条例の制定について △ 議案第29号 高崎市消防団員の定員、任用、給与、分限及び懲戒、服務その他身分取扱いに関する条例の一部改正について △ 議案第30号 平成8年度高崎市一般会計予算 △ 議案第31号 平成8年度高崎市国民健康保険事業特別会計予算 △ 議案第32号 平成8年度高崎市老人保健特別会計予算 △ 議案第33号 平成8年度高崎市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算 △ 議案第34号 平成8年度高崎市食肉処理場特別会計予算 △ 議案第35号 平成8年度高崎市家畜市場事業特別会計予算 △ 議案第36号 平成8年度高崎市農業集落排水事業特別会計予算 △ 議案第37号 平成8年度高崎市駐車場事業特別会計予算 △ 議案第38号 平成8年度高崎市土地取得事業特別会計予算 △ 議案第39号 平成8年度高崎市水道事業会計予算 △ 議案第40号 平成8年度高崎市公共下水道事業会計予算 ○議長(渡辺昌君) 日程第1、議案第18号 群馬音楽センター設置、管理及び使用条例の一部改正についてないし議案第40号 平成8年度高崎市公共下水道事業会計予算、以上23議案を一括して議題といたします。  提案理由の説明を求めます。                 (市長 松浦幸雄君登壇) ◎市長(松浦幸雄君) ただいま議題となりました平成8年度高崎市一般会計予算、各特別会計予算、並びに関係諸議案の御審議をいただくに際し、市政運営につきまして所信の一端と、予算の大要について御説明申し上げ、議員各位をはじめ24万市民の皆様方の格別の御理解と御協力をお願いし、一層の市政発展を念願するものであります。  まずはじめに私は、昨年4月、市長3期目を2期連続無投票当選という誠に名誉あるかたちでむかえることができました。これもひとえに、本日御臨席の議員の皆様、市民の皆様の絶大なる御支援の賜物でございます。本席をお借りし、あらためて御礼申し上げる次第でございます。  昨年は、市制95周年という節目の年に当たり、記念式典、第2回高崎サミット、さらには戦後50年記念展、群響50年展など様々な行事を、皆様方の御支援のもとに盛大に行うことができました。市制 100周年に向け、より確かな足がかりとなり得たものと考えております。
     駅西口線、環状線の開通に続き、染料植物園、シティギャラリー、浜川プールのオープン、高崎経済大学地域政策学部の開設など、第3次総合計画に基づく諸事業も、おかげさまをもちましておおむね順調に進捗しているところでございます。  今後とも各種施策の進展に最大限の努力を傾注してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。  平成8年度は、市政をお預かりいたしましてから10年目を迎えることになりますが、この間世界的には、地球の温暖化やオゾン層破壊、酸性雨などによる地球規模での環境悪化が大きな問題となり、また国内では、バブル崩壊にともなう構造不況や、阪神・淡路大震災、金融破綻問題の発生など、政治・経済・社会のあらゆる分野で、かつてないほどの混沌とした時代を経験してまいりました。  こうした時代の混迷期における貴重な経験に鑑み、混迷の続く社会状況の中で、光明を見出すためには、ひたすらに前進することのみが唯一の方策ではなく、中国の故事にならい「故きを温ね新しきを知る」ということも、極めて大切な選択であると認識しているところでございます。  従来のように機能性や合理性を中心とした社会では、もはや今日的課題に対処しきれない時代となっております。  これからの人類のより豊かな幸福と繁栄のためには、可能な限り自然との共存を模索しながら、人類が自然との調和の中で安心して暮らせる社会の実現をめざすことが、大切なことではないかと考えております。  そのほかにも、若人と高齢者、男性と女性、動植物と人間、都市と都市等々、従来は相反するものとして個々に独立して捉えられがちであった事柄や観念につきましても、お互いに融合し、理解し、両立しあいながら、共に生存していくことが必要な時代になっているのではないかと推察しております。  こうした観点を踏まえ、高崎市の将来に思いを巡らせた中で「共生都市の創造」という考え方を提示させていただいたところでございます。  来るべき西暦2000年の市制施行 100周年を一つのめどとし、「人・もの・情報・文化の交流拠点都市たかさき」の建設に向け、今まで築いてきた実績を基礎としながら、今後における具体的施策の展開を図ってまいる所存でございますので、特段の御理解を賜りますようお願い申し上げます。  本市では昨年3月、中核市の実現に向けた高崎都市圏構想を打ち出し、プロジェクトチームによる作業を進めております。関係各市町村への取り組みにつきましても、中核市制度研究会を発足させ、事業推進に向けての調整を図るなど、鋭意努力しているところでございます。  また、同じく昨年の7月には、地方分権推進法が公布され、いよいよ各自治体における自主自治遂行能力の真価が問われる時代となっております。  高崎都市圏構想は、地方分権を推進するための原動力として、本市がその地域特性を踏まえ、独自に策定した広域政策ビジョンとして位置付けているものであります。今後における広域政策課題につきましても、本構想を基軸とし積極的に対応してまいる所存でございます。  我が国の経済は、最近になって一部に明るい兆しが表れるなど、景気回復の期待が膨らんでおりますが、先行きは依然として不安定な状況にあります。  本年は、第3次総合計画も中間点を折り返し、目標に向け後期の第一歩を印す年であります。21世紀を目前に控え新世紀を展望した中で、やがて来る高齢社会に対応できる長寿社会の建設、新しい都市文化の創造、拠点機能の創出等、まちづくりの目標の実現に向け全力で取り組んでまいります。  地方自治体を取り巻く環境は、依然として厳しい状況にありますが、24万市民が心豊かに安心して暮らすことができるとともに、市民一人ひとりが、「住んで良かった、これからも住みつづけたい」と思うことのできる、個性的で文化的な魅力のある“たかさき”のまちづくりに向けて、着実な施策の遂行に努めてまいる所存でございます。  よろしく御支援、御協力のほどお願い申し上げます。  国の財政は、平成7年度末の公債残高が約 222兆円に達する見込みとなり、国債費が政策的経費を圧迫するなど、厳しさを増しております。さらに、平成6年度まで4年連続して、税収が減少するという深刻な事態となり、特例公債を含む公債発行に依存せざるを得ない状況となっております。  平成8年度の予算編成方針は、急速に進展する人口の高齢化や国際社会における我が国の責任の増大など、社会経済情勢の変化に財政が弾力的に対応していくためには、財政の健全化を図り、公債残高が累増しないような財政体質をつくり上げていくことが基本的な課題であるとして、徹底した歳出の洗い直しに取り組む一方、資金の重点的・効率的な配分に努め、質的な充実に配意することとしております。  また、平成8年度の経済見通しは、国内総生産の名目成長率を 2.7%増、実質成長率を 2.5%増と見込んでおります。  このような方針の下で編成された国の一般会計予算規模は、前年度比 5.8%増となりましたが、国債費や地方交付税交付金などを除いた一般歳出は、2.4%の増でございます。  地方財政計画も国の予算と同一基調の下に策定され、前年度比 3.4%の増となりました。  平成8年度の地方財政は、約8兆 6,300億円という過去最高の財源不足が見込まれる中で、交付税特別会計における借入れなどによって、地方交付税を 4.3%増額したほか、地方債の増発によって財源不足を補てんしていることが特徴であります。  歳出においては、投資的経費を 2.2%の伸びに留め、このうちの地方単独事業分も、平成7年度の 5.0%を下回る 3.1%増に抑制しております。  平成8年度における本市の財政見通しを概観いたしますと、市税収入は若干の伸びを見込むことができますが、利子割交付金の減少などによって、一般財源の大幅な増加は期待できない状況にあり、歳出においては、公債費等の義務的経費が増加するなど、引き続き厳しい状況が予想されます。  予算編成に当たりましては、限られた財源を市民福祉の向上や、総合計画推進のための施策に重点的に配分する、ということを基本に取り組んだところでございます。  このような考えに基づいて編成いたしました平成8年度一般会計予算は、前年度当初予算と比較いたしまして12.6%増の 996億 8,070万円となり、昭和63年度以来8年ぶりに伸び率が10%を超える積極型予算となりました。  このほか特別会計、企業会計を合わせた予算総額は 1,508億 2,720万 6,000円となり、前年度に比べ 9.9%の増でございます。  歳入予算の概要について申し上げます。  財政運営の根幹をなす市税収入につきましては、平成7年度の収入状況や経済活動の動向、さらに税制改正による影響などを慎重に検討した結果、前年度比 5.1%増の 421億 6,587万 3,000円を計上いたしました。  地方譲与税、利子割交付金地方交付税等につきましては、平成7年度の収入状況及び地方財政計画等を参考として積算し計上いたしております。このうち利子割交付金につきましては、金利の低下に伴いまして大幅に減少する見込みとなりました。  使用料及び手数料につきましては、過去の実績等を勘案し、見込み得る額を計上いたしました。なお、若干の使用料・手数料について、改定をお願いすることになりました。なかでも下水道使用料につきましては、前回の改定から4年が経過いたしますので、必要最小限の改定をお願いいたしたく、条例改正も別途提案させていただいております。  よろしく御理解賜りたいと存じます。  国・県支出金につきましては、歳出予算に見合う額を積算し計上いたしました。  繰入金としては、財政調整基金を20億円、庁舎建設基金を58億円及び減債基金等を取崩し計上しております。  市債につきましては、将来の財政負担を考慮しつつ、適債事業について積極的な活用を図ったところであります。新市庁舎の建設事業が本格化することに伴いまして、前年度比34.8%の増となっております。  歳入予算の特徴といたしましては、市税収入見込みの前年度比較が3年ぶりにプラスに転じたことや、利子割交付金が60.7%の大幅な減額見込みとなること、前年度に引き続き市民税の減税に伴う減税補てん債を計上していること等であります。  続きまして歳出予算の概要について、新規施策や主な事業を中心に、総合計画の施策の推進目標に沿って申し上げます。  市民の生涯学習熱の高まりに応え、「いつでも」「どこでも」「だれでも」たのしく学ぶことのできる環境の整備を目指し、昨年「生涯学習都市高崎」を宣言いたしました。宣言の趣旨にそって生涯学習推進計画に基づいた各種事業の推進に取り組んでまいる所存でございます。  学校教育は、生涯学習の基礎を培うための重要な時期であります。個性と創造力にあふれ、生涯学び続け、心豊かにたくましく生きぬく児童・生徒の育成に努めてまいります。  不登校児童・生徒の増加や、いじめの問題が大きな教育課題になっております。このため、適応指導教室の開設による相談、指導とともに、学校における指導体制の整備を図り、家庭や関係機関との密接な連携のもとに、これらの問題の早期発見・早期解決に努めてまいります。  本市では、これまで3年間にわたり文部省の指定を受け、エイズ教育の実践に全学校をあげて努めてまいりました。研究の成果を踏まえ、学校におけるエイズ教育や、家庭への啓発活動に取り組んでまいります。また、思春期の生徒指導や性の悩みの解消に当たるため、専門的な知識を持つ婦人科の校医を新たに配置いたします。  中学校における進路指導対策といたしましては、生徒自身がそれぞれの個性に応じて的確な進路選択が行えるよう「進路のしおり」を作成するなど、生徒の希望を育む進路指導の充実に努めます。  今年は、本市が「核兵器廃絶平和都市宣言」を行ってから10周年となります。小・中学校における平和教育の推進に努め、平和を希求し平和を守る心を育てていくため教育用フィルム購入や、平和記念式典参加等の経費を措置いたしました。  小・中学校の施設整備につきましては、東小・滝川小の屋内運動場増改築、八幡小・南八幡小のプール建設、中川小・八幡小・塚沢中の校舎大規模改造、西部小の給食室大規模改造、木の教育研修施設として2校の整備を行います。また、中学校のパソコンを順次更新するほか、校舎の計画的な補修など、教育環境の整備を進めます。  高崎経済大学附属高等学校は、前年度に引き続きまして、カリキュラムにあった教室を整備するため、校舎の改造工事を行うとともに、授業用備品や教材の充実を図ってまいります。  高崎経済大学につきましては、昨年12月に地域政策学部の設置が認可され、平成8年4月から開設の運びとなりました。  新学部の設置に伴いまして、事務棟の増築工事及び新しい教室棟の設計を行うとともに、教員の確保や研究用パソコンの増設、図書の充実等の教育環境の整備を進め、地域政策学部設置の理念に基づいた特色ある大学教育を実現し、将来を担う有為な人材の育成に努めてまいる所存でございます。  教員・学生の海外派遣や交換留学の実施をはじめ、海外からの留学生向けの住宅確保に努めるなど、国際化への対応も進めてまいります。  地域の学習拠点となっております地区公民館につきましては、大講義室の空調設備の改修等、施設や機器の整備とともに、各種学習講座の実施など、学習活動の利便を図ってまいります。  市立図書館は、通年開館が定着し利用者及び図書の貸出しも大幅に増加しております。引き続き図書の充実とともに、窓口業務の改善に努め、利用者へのサービス向上を図ってまいります。  観音山に建設中の青少年野外活動施設につきましては、整備事業の最終年次として、管理棟及びバンガロー等を建設いたします。  開館3年目を迎えるシティギャラリーは、利用状況も好調に推移し、市民の文化活動の拠点となりつつあります。今後ともシティギャラリーをはじめ、音楽センター、文化会館、少年科学館などの文化施設については、諸設備と各種機器の整備に努めるとともに、内外アーチストによる公演等の企画文化事業を開催し、芸術・文化鑑賞の要望に応えてまいります。  市立美術館におきましては、美術品の購入整備や常設展示のほか、5回の企画展を開催いたします。  なお、市立美術館及びシンフォニーホール利用者の利便を図るため、駐車場料金の助成経費を措置いたしました。  また、高崎の伝統芸能や村上鬼城遺墨展の開催、第10回高崎映画祭等への助成を行うほか、市内文化団体の育成に努め、芸術文化活動の促進を図ってまいります。  文化財保護につきましては、日高遺跡の用地確保と試掘調査を継続して実施するとともに、山名古墳群の整備構想図を作成いたします。その他、開発事業に伴う埋蔵文化財の発掘調査や、指定文化財の保存整備に努めます。  学校体育施設の開放や各種スポーツ教室市民健康マラソンの開催、各種スポーツ大会への参加助成など、生涯スポーツの振興に努めます。  昨年11月には、市営初の温水プールをオープンいたしましたが、トレーニング機器を備えた総合的な健康づくりの施設として、多くの市民に利用していただけるよう十分な管理を行ってまいります。また中央体育館をはじめ上並榎庭球場等、体育施設の維持整備と適切な管理に努め、利用者の期待に応えてまいります。  新たなスポーツ施設整備構想といたしまして、市の東南部に総合運動公園を整備するための調査費を措置いたしました。  本年11月には、第9回全国スポーツレクリエーション祭が群馬県で開催されます。本市においては、上並榎庭球場を会場として年齢別ソフトテニスが行われ、全国から約 1,000人の参加者が見込まれております。準備には万全を期し、円滑な大会運営に努めます。  国際交流事業や国際化への対応といたしましては、外国人の英語指導助手18人による英語指導や国際理解教育の充実に努めるほか、中学校及び高等学校生徒の海外派遣や、少年サッカーチームの天津市派遣助成経費を措置いたしました。  昨年8月に開催された第2回高崎サミットでは、世界的課題となっている環境問題について率直に意見を交わし、今後姉妹・友好都市5市が共同して環境問題に取り組んでいくことを宣言いたしました。この4月には共同による初の研究会が、サントアンドレ市で開催される運びとなりましたので、技術者及び市職員を派遣いたします。  少子化や核家族化、高齢化が進行する中で、次代を担う子供が健やかに生まれ育つ環境づくりが求められております。  地域に密着した子育て支援体制の充実を図るため、母子等保健推進員を計画的に増員いたします。  保育所につきましては、私立保育所2か所の全面改築に対して助成を行います。また保育時間の延長、運営費助成の充実など、保育環境の整備を進めるほか、園庭開放や乳幼児健全育成相談等を行う「子どもにやさしい街づくり事業」に取り組みます。  核家族化の進展などによって拡充が要望されている児童育成クラブにつきましては、新たに1クラブを開設するとともに、委託経費の改善を図りました。  市民の健康増進に欠かすことのできない予防接種につきましては、医師会等関係機関の御協力をいただく中で、新たに日本脳炎の予防接種を個別接種で行うなど、より安全な予防接種の実施に努めます。  休日に重症患者の診療を行う小児科休日在宅当番医の後方病院設置など、救急医療体制の充実に努めてまいります。  やがて到来する高齢社会へ向け、すべての市民がいきいきと暮らせる長寿社会を築いていく指針となるなるべき「いきいき長寿社会憲章」を昨年制定いたしました。「高崎市老人保健福祉計画」の着実な実施による高齢者福祉の充実に努め、一人ひとりが長生きしてよかったと実感できる社会の実現に向け、取り組んでまいる所存でございます。  ねたきり老人、痴呆性老人、ひとり暮らし老人などの要介護老人のニーズに的確に応えるため、ホームヘルプ、入浴援護、短期入所、デイサービス事業の充実や、在宅介護支援センターの拡充、短期入所などの諸事業を積極的に推進いたします。  新規事業といたしましては、在宅でねたきりのお年寄りの方々のお宅に出張して理・美容サービスを行います。その他、体の弱いお年寄りを高崎まつりの花火大会に招待し花火見物を楽しんでいただく事業を行うほか、在宅ねたきり老人見舞金の対象者も拡充いたします。訪問機能訓練につきましては、新たに理学療法士による機能訓練を行うよう措置いたしました。  長寿センター及びデイサービス施設につきましては、利用者から喜ばれる運営管理に努めてまいります。京ケ島長寿センターには、多目的に利用できる小ホールを整備いたします。  八幡長寿センターに併設して建設を進めている市立としては5番目のデイサービス施設が完成いたします。佐野長寿センターにつきましては、全面改築及びデイサービス施設の整備を平成9年度までの2年計画で行います。  その他の老人福祉施設整備関連といたしましては、民間の特別養護老人ホーム及び訪問看護ステーション、それぞれ1施設の整備に対して助成を行います。  障害者基本法の制定に伴い、各市町村が個々に障害者福祉計画を策定することとなりましたので、本市におきましても、年度内に障害者福祉計画を策定いたします。  障害者福祉の新規事業といたしましては、心身障害者の介護者が病気などの場合、心身障害者の介護を一時的に、市に登録された介護者に委託する事業を行います。  ハード事業といたしまして、ハンディキャップケアセンター(仮称)を3か年事業で建設いたします。  総合保健福祉センターにつきましても、建設に向け調査を始めるよう措置いたしました。  中核病院の誘致につきましては、関係機関との連携のもとに引き続き積極的に取り組んでまいります。  阪神・淡路大震災を契機として、市民の防災に対する意識は極めて高まっております。本市におきましても、阪神・淡路大震災の教訓を踏まえ、地域防災計画の災害対策の抜本的な見直しに取り組んでおりますが、引き続き、国・県との調整を図りながら計画の策定を進めるとともに、初動体制の確立、市民への防災意識の啓発、防災訓練の実施など、今後の防災対策に一層の努力を傾けてまいる所存でございます。  地域防災対策といたしましては、第19分団・滝川地区のコミュニティ消防センター建設、消防自動車の更新、防火水槽・消火栓の計画的な設置のほか、小型動力ポンプを新たに2台購入いたします。さらに、市有施設の耐震診断を継続して実施するとともに、耐震性貯水槽を倉賀野小学校の校庭に設置いたします。この設置によりまして、耐震性貯水槽は7基が整備されることになります。  消防団の団員報酬引き上げや運営交付金の増額に加え、新たに婦人消防協力会員の制服購入助成経費を措置するなど、地域防災活動に重要な役割を担う消防団及び婦人消防協力会の活性化を図ってまいります。  また、自主防災組織の育成強化に努めるなど、災害に強い安心して暮らせるまちづくりに積極的に取り組んでいく考えでございます。  交通弱者といわれる幼児及び高齢者の交通安全マナーや安全意識の高揚を図ります。市道等における危険箇所には、防護、ガードレール等の交通安全施設整備を促進し、交通事故の未然防止に努めます。  市民生活の利便と良好な生活環境を確保するため、幹線道路、生活道路、排水路などの整備を継続して実施するとともに、浸水被害が予想される地区の計画的な整備を進め、災害の未然防止に努めてまいります。  幹線市道の整備事業のうち、平成3年度から事業を進めてまいりました、町屋町から榛名町下里見に至る下里見町屋線は、年度内に完成いたします。地域の生活環境や利便の向上とともに、産業経済の発展も図れるものと期待しております。  倉賀野駅南口に整備を進めてまいりました自転車駐車場が、去る2月から利用できるようになりました。北高崎駅に建設中の自転車駐車場も年度内に完成の見込みでございます。市営では7番目の自転車駐車場になりますが、利用者の利便と周辺の環境美化が促進されるものと考えております。  バス交通対策といたしましては、市営によるバス運行について、路線設定等の調査を行うとともに、好評をいただいているバス回数券の敬老割引助成経費も増額いたしました。  上水道は、市民生活を支える重要な施設でありますので、引き続き天神山配水池の築造、配水管の布設、石綿管の布設替等を計画的に推進いたします。  また、若田浄水場配水池に緊急遮断弁を設置する等、既設の施設等の整備拡充を進め、安全で良質な水道水の安定供給に努めます。  下水道も、生活に密着した社会基盤施設であります。前年度に引き続いて、阿久津処理区並びに流域下水道県央処理区の幹線管渠と、これに関連する枝線管渠の整備を推進し、処理区域の拡大と普及率の向上に努めます。  下水処理場につきましては、阿久津下水処理場の増設部分の詳細設計を行い、施設の拡充を目指すとともに、適切な維持管理と環境の保全に努めます。  河川の水質保全等に効果のある合併処理浄化槽につきましては、設置の促進を図るため、助成金を増額措置いたしました。  ごみの減量や資源化の対策といたしましては、有価物の集団回収を行う団体や事業者に対する奨励金交付などのほか、新たにペットボトルの集団回収によるリサイクル事業と、微生物を活用した生ゴミ堆肥化のモデル事業を導入いたします。  現在7地区で行っている雑ビンの分別回収モデル地区を14地区に拡大するなど、市民と行政とが相互に協力しあいながら、ごみの減量に取り組みます。  昨年、県下の他都市に先がけて開設した消費生活センターは、消費生活に関する相談窓口として、市民の方々に利用いただいております。今後もかしこい消費者となるための啓発や相談の充実など、消費者保護行政の推進に努めてまいります。  斎場の将来的な拡張整備を図るため、隣接する国有林について環境アセスを実施いたします。  公園や緑地は、緑のオープンスペースとして、快適なまちづくりに欠かすことのできないものとなっております。  今後における本市の緑化計画の基本となる「緑の基本計画」を、2か年計画で策定いたします。  染料植物園は、開園3年目を迎えますが、運営も順調に推移しております。今年度は屋内生態園・温室の整備や休憩所建設など、施設の拡充を図ってまいります。
     その他の公園整備事業といたしましては、北陸新幹線建設に伴う浜川運動公園の整備、市民ゴルフ場(仮称)の用地買収や整地工事などを行います。烏川2号緑地の石原地区には、県営のケイマンゴルフ場の建設が計画されておりますが、ケイマンゴルフ場計画にあわせて、市民が川辺で憩える多目的広場の整備計画も策定いたします。  長野堰、染谷川のポケットパーク整備、烏川・碓氷川サイクリングロード整備など、ゆとりある緑ゆたかな環境の創出に努めてまいります。  我が国の景気は、最近になって若干回復の兆しが見えつつありますが、厳しい雇用情勢が続いているなど、先行きは依然として不確実な要素もあり不透明な状況でございます。  市内中小企業の育成対策といたしましては、まず、中小企業の体質強化と経営の向上を図るため、中小企業近代化促進資金や特別対策資金の融資条件を改善し、制度融資による金融面からの支援を推進いたします。  地場産業の育成や高度自動化機械導入に対する利子補給、中小企業診断士による相談・指導に加え、新たに受注企業ガイドブックによる受注の拡大を図るほか、商工業者向けの施策ガイドブック作成など、中小企業の育成に努めてまいります   週休2日制等による労働時間短縮の推進、イベントの実施など、勤労者のゆとりある生活の実現に努めるとともに、今後の施策推進に活用していくため、市内企業の労働環境に関する調査を行います。  景気の低迷や都市構造の変化などによって、商業を取り巻く環境の変化が進んでおります。  経営安定化の支援、販売促進事業への助成、地域に密着した商店街づくり、商店街の環境整備等を通じて、商店街の活性化と近代化を進めてまいりたいと考えております。  新規の事業といたしまして、街かどコンサートや、若手経営者の自主研究事業に対する助成経費を措置したほか、消費者に人気の高い店舗の表彰及びパンフレットによる啓発を行う「繁昌店舗奨励事業」に取り組みます。また商店街街路灯の電気料金補助も補助率をアップいたしました。  観光振興事業といたしましては、染料植物園と白衣観音尾根とを結ぶ吊橋建設事業のうち、遊歩道の整備と吊橋の下部工事を実施いたします。  高崎まつりに対する補助や観光協会への事業委託の経費を措置したほか、高崎ガイドマップ等の観光パンフレットや、歴史のある山車につきましてもパンフレットを作成し、PR活動に努めてまいります。  昨年の11月には新食糧法が施行されるなど、農業を取り巻く環境は一段と変化が進んでおります。本市の農業も、担い手不足や就農者の高齢化、農業離れの進行など、大きな転機を迎えております。  このような中で、意欲ある農業者に対する支援、担い手や中核農家の育成等を図っていくことが重要でありますので、これらの諸施策を総合的に支援する機関としての農業公社について、引き続いて調査研究を進めてまいります。  農業者が意欲をもって農業に従事できるよう、生産環境などの諸条件の整備を図ることも重要であります。  東部カントリーエレベーターの施設増強事業に助成を行い、生産活動の効率化を促進いたします。  「水田営農活性化対策事業」は、本年度から「新生産調整推進対策事業」として実施されますが、これまでの実績を踏まえ、農家の規模拡大や農地の有効利用の促進、共同利用機械整備に対する助成など営農条件を整備し、生産性の高い水田農業の確立に努めてまいります。  新食糧法の施行は、米の流通機構に変化をもたらし、米価にも需給動向が反映されるようになり、産地間競争が一段と激しくなっております。このため、本市で生産される米のブランド化の推進に取り組みます。  養蚕対策といたしましては、養蚕組合の機械設備導入や繭増産活動に対する助成のほか、病虫害の防除等に努めます。  野菜の品質向上を図る施設整備に対する助成や、遊休桑園を活用した野菜づくりなど、都市近郊という地理的条件を生かした野菜の産地づくりや、畑作の振興を図ってまいります。  また、市農協が行う農産物直売所の建設事業を支援するほか、「色あざやかな群馬の花」総合振興事業として、花き栽培の効率化を図る栽培ハウス等の整備事業に対して助成を行います。  畜産振興では、種豚の貸付け、優良肥育素牛の導入あっせん等、効率性の高い畜産経営を支援するとともに、家畜の防疫や畜産に起因する環境汚染の防止等に努めてまいります。  農業農村整備事業では、農道や用排水路、かんがい排水施設等の整備を進めるほか、土地改良事業等に対する助成等を行うとともに、緑豊かな農村環境の整備を進めます。  農業を取り巻く環境が変化する中で、農地を市民と農業とのふれあいの場や、市民の憩いの場として活用していくことも大切なことと考えられますので、農業公園や市民農園について調査を行ってまいります。  林業施策といたしましては、林道の整備事業を行うほか、森林病害虫の防除、しいたけ生産設備への助成など、林業の振興と森林資源の保全に努めてまいります。  去る2月29日には、競馬場通り線立体交差事業が竣工し、市内の東西交通の円滑化が図られたところであります。  これからも、長期的な視点にたった計画的な都市基盤整備を着実に推進し、快適なまちづくりに努めてまいる所存でございます。  中心市街地の区画整理事業は、駅西口周辺、城址周辺、駅東口周辺第二、駅西口線周辺地区の継続事業を施行するほか、駅東口第三地区及び高崎公園周辺地区につきましては、事業計画書の作成等を行い事業化に向けて取り組んでまいります。  周辺地区の区画整理事業は、城東、石原東、倉賀野西地区の継続事業を施行いたします。新保日高地区につきましても、組合施行で事業を促進いたします。その他、倉賀野北地区の換地設計等を行うほか、浜尻北地区、上中居地区、小塙地区、倉賀野正六地区について、事業化に向け基本計画書の作成及び測量調査等を行います。  高崎操車場周辺地区につきましては、施行区域の都市計画決定をめざし、事業の進捗を図ります。  市街地再開発事業は、駅東口第四地区、駅東口第五地区、駅西口旭町西地区の3地区で事業を促進し、このうち駅東口第四地区及び駅西口旭町西地区の2地区につきましては、年度内に事業が完了する見込みでございます。駅西口北地区、駅西口第四地区等につきましても、引き続き事業化に向けて取り組むほか、新町を中心とした中央通り線周辺地区の良好なまちなみ形成を図るため、地元協議会が行う研究活動に対して補助を行います。  街路事業につきましては、継続事業といたしまして、南八幡京ケ島線、飯塚並榎線、下中居矢中線、宿横手大沢線の整備を進めるとともに、新たに、中心市街地活性化のため高崎駅連雀町線及び旭栄町線、さらに、外環状線の一部となる高前幹線の整備事業に着手いたします。  高崎前橋線、高崎渋川線、大手前石原線ほか1線、駅東口線、高崎駅観音山線の県道につきましても、県と協力いたしまして事業の促進を図ります。  住宅対策といたしましては、平成7年度からの継続事業である稲荷団地の建設と、中豊岡団地、上小塙団地について建替えの第二期工事に着手いたします。金井渕団地につきましては、建替えの基本設計及び地質調査を行います。  特定優良賃貸住宅として、新たに3か所の住宅建設に対して施設整備費の補助を行います。  社会のあらゆる分野に男性と女性が共に参画し、共に社会を支える男女共同参画社会の実現に向け、「新たかさき女性プラン」の策定を進めてまいりましたが、本年度は、プランの啓発活動や推進体制の確立に努めてまいります。  シティホール建設の第2期事業であります新市庁舎につきましては、4年計画の3年目を迎え、いよいよ工事も本格化いたしますが、本年度からは、市民情報センターの総合案内システムの構築を行うとともに、アートワークの制作を進めてまいります。  新庁舎への移転にあわせまして、戸籍事務を電算化するための準備作業をスタートさせます。戸籍事務が電算化されますと、戸籍謄・抄本の発行や各種届出事務の所要時間が大幅に短縮され、市民サービスの向上に寄与するものと考えております。  印鑑登録及び住民異動関係の事務処理を新たに市民サービスセンターでも行えるよう措置いたしました。2か年計画で、全サービスセンターに導入する予定でございます。  各町内に設置されている公衆街路灯の電気料につきましては、補助率を引き上げ措置いたしました。  地域情報化推進の一環として、平成9年4月に開局が予定されているコミュニティFM放送の設立を支援いたします。  高崎都市圏構想の推進につきましては、交流シンポジウムや都市圏フェスティバルを開催するほか、中核市制度についての調査研究を進めてまいります。  景気の低迷等の影響を受け、市の財政運営は厳しさを増しておりますが、健全財政を維持していくことは、行政運営の基本であります。事務事業の合理化や、市民ニーズの的確な把握による事業の選択に努め、今後とも財政の健全性を確保してまいる所存でございます。  厳しい経済環境が続く中で、市民の多様なニーズを満たしていくため、行政改革には積極的に取り組み、効率的な行政運営に心がけてまいります。  また、体系的な職員研修を実施し、職員の意識高揚と資質の向上を図り、多様化・複雑化の進む行政需要に的確に対応した行政運営に努めてまいる所存でございます。  国民健康保険事業特別会計をはじめ、他の特別会計につきましても、事業の円滑な運営が行えるよう、それぞれ所要の経費を措置いたしました。  農業集落排水事業特別会計におきましては、楽間・行力地区の施設整備が年度内に完了する見込みでございます。  広域圏事業について、説明申し上げます。  高崎市等広域市町村圏振興整備組合におきましては、群馬県に建設中の西毛考古資料館(仮称)の工事を進めます。  その他、老人休養ホーム「ゆうすげ」の食堂・厨房部分の増改築、西毛総合運動公園の陸上競技場改修、プール平板改修など諸施設の整備とともに、臨海学校の食堂棟の改築に向けた設計を行います。  本年度から新たに、圏域の交流を促進するためのソフト事業にも取り組んでまいります。  高崎市等広域消防組合では、昨年に引き続きまして高規格救急自動車を導入し、救急救命活動の推進を図るほか、高層ビル火災に対応するため、38メートル級の梯子付消防自動車を導入いたします。  その他、救急自動車2台、資機材搬送車1台等の更新を行い、消防救急業務の強化に努めるとともに、災害対策用の資機材等の購入整備を進めます。  高崎市ほか4町村衛生施設組合におきましては、し尿処理施設及びごみ処理施設の適正な維持管理に努めてまいります。  高浜クリーンセンターの敷地内に、リサイクルセンターを2か年計画で建設いたします。  一般廃棄物の最終処分場の建設について調査を進めてまいりましたが、本年度は環境アセスの実施や、施設整備の基本計画を作成いたします。  焼却灰の処分につきましては、高崎市の処分場に搬入処理しておりますが、高崎市の処分場の埋立容量の残りが少なくなってまいりましたので、可燃ゴミ焼却灰の2分の1程度の処理を民間業者に委託いたします。  工業団地造成組合につきましては、綿貫西工業団地(仮称)、下大島町屋住宅団地等の用地買収と、山名住宅団地、下大島町屋住宅団地の造成工事等を予定しております。このうち山名住宅団地は、一部分譲を行う予定でございます。  以上、市政運営についての所信の一端と予算の大要について申し述べましたが、これからも市民の誰もが「住みたい、住みつづけたい」と思う「交流拠点都市たかさき」のまちづくりのために、一生懸命努力してまいりたいと考えております。  予算の細部につきましては、財務部長から、その他の事件議案につきましては、担当部長からそれぞれ説明いたさせます。  よろしく御審議のうえ御協賛たまわりますよう、お願い申し上げまして提案説明といたします。 ○議長(渡辺昌君) 以上で市長からの施政方針並びに予算の大要について説明を終わりました。  次に、予算並びに各条例案について、担当部長より順次説明を求めます。  まず、議案第30号ないし議案第38号について説明を求めます。                 (財務部長 新井英壽君登壇) ◎財務部長(新井英壽君) 御指名をいただきましたので、予算の細部につきまして御説明申し上げます。  平成8年度高崎市各会計予算に関する説明書をごらんいただきたいと存じます。  一般会計の歳入から御説明申し上げますので、6枚めくっていただきますと、緑色の中表紙、歳入というのがございますが、次の歳入のページの(歳入1)とあるところをお開きいただきたいと存じます。  1款市税につきまして、まず総体的な計上の考え方について申し上げます。  市税予算の積算計上に当たりましては、平成7年度の収入見込みを基本といたしまして、平成8年度の税制改正の影響を見込むとともに、最近の経済情勢等を加味いたしまして積算し、見込める額を計上したところでございます。  平成8年度における税制改正でございますが、まず、個人市民税につきましては、平成7年度に引き続き定率による所得減税が実施され、特別減税の額は平成8年度分の個人住民税所得割額の15%相当額でございますが、15%相当額が2万円を超える場合は2万円とするものでございます。この定率による特別減税とあわせ、平成7年度からの制度減税も継続されます。また、給与所得控除の引き上げが行われます。  次に、個人住民税均等割の税率が昭和60年以来11年ぶりに改定されます。人口5万人以上50万人未満の市にありましては、標準税率で現行の 2,000円から 2,500円となります。都道府県につきましては、700円から 1,000円に引き上げられることになっております。  固定資産税に係る平成8年度の主な税制改正でございますが、最近の経済情勢や地価の動向等を総合的に勘案いたしまして、宅地等に係る平成8年度の税負担を緩和する措置が講じられたところでございます。具体的には、現在の負担調整率を1ランクずつ下げるというもので、例えば 7.5%であったものを5%に下げ、5%が現在の一番下の調整率でございますが、新たにその下に 2.5%という刻みを設けまして、5%であるものは 2.5%に移行するという措置を行うものであります。また、農地に係る負担調整率の上限についても、現行20%が15%になります。  なお、都市計画税におきましても、同様の措置が実施されます。  平成8年度の税制改正の内容及び影響等につきましては、お配りしてございます予算に関するその他の説明書の9ページから11ページに掲げてございますので、ごらんいただきたいと存じます。  平成8年度の市税予算額は、 421億 6,587万 3,000円で、前年度と比べ 5.1%の増でございます。市税全体の予算額は、対前年度当初予算比で見ますと、平成6年度がマイナス 0.9%、平成7年度がマイナス 2.4%、2年続けて減少いたしましたが、平成8年度につきましては3年ぶりにプラスになったところでございます。これは、主に法人市民税及び固定資産税の伸びによるものでございます。  それでは、各税目ごとの積算の考え方についてその概要を申し上げます。  歳入1というところでございます。1項市民税1目個人1節現年課税分は、前年度当初予算に比べ1億 6,999万 3,000円の増、率にして 1.4%の増を見込みました。積算方法といたしましては、税制改正による影響や企業へのアンケート調査、景気の動向、税務署等からの土地譲渡に係る情報などを総合的に勘案して計上いたしました。税制改正の影響につきましては、まず個人均等割の税率改正により約 3,800万円の増となります。次に、定率減税で約8億 2,100万円、平成7年度からの制度減税で約13億 8,800万円、合わせて22億 900万円の影響を受けることに加えまして、給与所得控除の改正に伴い約2億 9,400万円のマイナスの影響を受ける見込みでございます。また、所得の伸びも全体的にそれほど多く見込めませんので、前年度比 1.4%と低い率となっております。なお、定率減税と平成7年度からの制度減税の影響見込額の22億 900万円につきましては、18款の市債について市民税等減税補てん債として同額を措置しております。  2節滞納繰越分は、見込み得る額を計上いたしました。前年よりも11%の減でございます。なお、滞納繰越分につきましては各税目とも同様でございますので、以下説明を省略させていただきます。  2目法人は、経済動向に大きく左右される税でございます。平成7年度の収入状況や最近の経済動向、また今後の見込み等を慎重に検討の上、積算いたしました。その結果、現年課税分は前年度より8億 3,791万 1,000円、16.1%の増として計上いたしました。法人税割は、平成7年度決算見込みとの比較では 2.0%の減を見込んでおります。景気は緩やかな回復基調とはいえ、先行きはまだまだ不透明でございますので、この程度の金額の計上が限度ではないかと考えております。  2ページをお願いいたします。2項固定資産税1目固定資産税1節現年課税分は前年度に比べ 4.9%の増、平成7年度の決算見込みの比では 4.5%の増を見込んで計上いたしました。前年度予算に対する増加率 4.9%の内訳といたしましては、土地が 5.1%の増、家屋が 5.8%の増、償却資産が 2.5%の増であります。  固定資産税の積算でございますが、まず土地につきましては各税目ごとに平成7年度分における異動分を加減し、また負担調整率及び減免分を加減し積算計上いたしました。家屋につきましても、平成7年度分に新増築、取り壊し、新築住宅等軽減並びに減免分を加減し積算いたしました。償却資産につきましては、大臣配分、知事配分に係る税分と実地調査による増減分等を加味し積算計上いたしました。  3ページの2目国有資産等所在市町村交付金は、国や県の所有する固定資産に係る交付金でございますが、平成7年度の実績等を勘案して計上したもので、 0.8%の減でございます。  次の3目軽自動車税1節現年課税分は、実績を勘案し 6.7%の増額といたしました。  4ページをお願いいたします。4項市たばこ税につきましては、最近の状況を参考にいたしまして 2.7%と若干の増を見込み計上いたしました。  5項の特別土地保有税は、予算編成の段階で把握できる範囲内で積算し、見込み得る額を計上しました。40.1%の増であります。  5ページの6項都市計画税1目都市計画税1節現年課税分は、当初予算対比で 4.0%の増、平成7年度決算見込み対比 3.8%の増として見込みました。固定資産税と同様に積算計上いたしました。  次の2款地方譲与税から、6ページ、3款利子割交付金、7ページ、4款ゴルフ場利用税交付金、5款特別地方消費税交付金、6款自動車取得税交付金、8ページの7款地方交付税、8款交通安全対策特別交付金につきましては、平成7年度の収入状況を基本に、最近の経済動向及び地財計画や県の指導等を勘案して計上いたしました。  6ページをお願いいたします。3款利子割交付金でございますが、最近の低金利を反映いたしまして60.7%の大幅な減収見込みでございます。平成7年度につきましても、当初予算では14億円計上いたしましたが、決算見込みが8億 5,000万円程度になる見込みでございますので、平成8年度はさらに減額になる見込みでございます。  8ページの7款地方交付税をお願いいたします。地方交付税は 3.3%の増、15億 5,000万円の計上でございますが、内訳は普通交付税が5億 5,000万円、特別交付税が10億円でございます。国の地方交付税予算の伸び率や実績、県の示した推計見込み等を勘案し、積算計上いたしました。  次の9ページ、9款分担金及び負担金は、それぞれ所定の積算に基づき計上しました。  1項負担金2目民生費負担金のうち保育料は、基本的には従来から行っておりました改定方法と同様に平成7年度の人事院勧告給与改定率を勘案し、 0.9%アップを見込み計上いたしました。ただし、国の徴収基準額の9割を超える階層につきましては、前年度同額を限度に措置いたしました。また、国の徴収基準額の6割以下になる階層については、若干の調整を図りました。なお、保育料の計上に当たりましては、平成8年度の保育所の定員 4,330人で積算しております。なお、保育園へ入所している児童が2人の場合は、2人目の児童の保育料は半額、3人以上が入所している場合は第3子以降の保育料は無料でございます。よろしくお願いいたします。  3目の農林水産業費負担金は、融資単独事業にかかわる地元負担金でございます。これは債務負担行為として後年度に返還するものであります。事業費の減額に伴って前年度よりも1億円減額となっております。  10ページをお願いいたします。10款使用料及び手数料につきましては、別の資料の予算に関するその他の説明書30ページにありますように、一部について改定等を予定しております。改定を予定している使用料は、群馬音楽センター使用料、経済大学授業料でございます。まず、群馬音楽センター使用料の改定につきましては、前回の改定から4年が経過いたしましたので、所要の見込みによる改定でございます。経済大学授業料は、国立大学に合わせましての改定で、平成9年度入学生から適用するものでございます。  手数料の改定といたしましては、証明閲覧手数料、戸籍住民基本台帳手数料及び自転車保管手数料でございます。証明閲覧手数料、戸籍住民基本台帳手数料につきましては、平成8年1月から戸籍関係手数料が改定されたことに伴い、あわせて住民票及び印鑑登録等の手数料等を改定するもので、自転車保管手数料につきましては井野駅東口、井野駅西口、群馬八幡駅前、高崎駅東口高架下の4カ所の自転車駐車場について、所要の見込みを行い改定するものでございます。  11ページの7目土木使用料が2億 2,762万 2,000円の増になっておりますが、2節都市計画使用料の公園使用料の中に、新たに市民ゴルフ場用地の使用料として高崎リバーパーク株式会社から納付される1億 9,029万 3,000円を計上したことなどによるものでございます。  9目教育使用料の増は、経済大学の新学部設置等によるものでございます。  12ページをお願いいたします。10款使用料及び手数料2項手数料3目衛生手数料の減は、高崎市ほか4町村衛生施設組合が焼却灰の2分の1程度の処分を民間業者に委託することに伴いまして、最終処分場のごみ手数料が減額になるものでございます。  13ページをお願いいたします。11款国庫支出金から25ページの12款県支出金までにつきましては、歳出における各事業ごとに法令や補助基準等に基づいて積算計上したものでございますので、詳細の説明は省略させていただきます。説明欄の括弧内の分数等は、補助負担率等でございます。  26ページをお願いいたします。13款財産収入1項財産運用収入1目財産貸付収入は、普通財産である土地、建物貸付収入でございます。  3目の基金収入は、説明欄に記載してございます基金からの利子収入でございます。それぞれ現行利率または定期預金等につきましては、現在の預け利率を基準に積算して計上してあります。金利の低下に伴いまして大幅な減額となっております。
     なお、平成7年度末と平成8年度末における主な基金の残高見込みを申し上げますと、まず財政調整基金でございますが、平成7年度末では約41億 4,900万円のうち平成8年度に20億円の取り崩しと 1,244万 7,000円の利子積み立て等を行いますので、平成8年度末では約21億 6,200万円となる見込みでございます。減債基金は、平成7年度末7億 2,000万円のうち平成8年度に6億円の取り崩しと61万 7,000円の利子積み立てを行いますので、平成8年度末では約1億 2,100万円の見込みでございます。庁舎建設基金は、平成7年度末 148億 3,600万円のうち平成8年度に58億円の取り崩しと1億 7,096万 8,000円の利子積み立てを行いますので、平成8年度末は約92億 700万円となる見込みでございます。  27ページの2項財産売払収入1目不動産売払収入のうち1節土地売払収入は、1億 4,885万円の計上でございますが、これは普通財産である市有地について、公用または公共用として直接利用見込みのないものを売却しようとするものでございます。  2目の物品売払収入は、不要物品や市史報告書等の売払収入で、実績等に基づいて積算して計上しております。  14款寄附金は、これまでの実績から寄附があるだろうと思われるものにつきましては存目として計上しております。  2目の総務費寄附金1節総務費管理費寄附金のアートワーク(美術作品)寄附金 5,000万円は、新市庁舎のアートワーク制作に対する寄附金を予定しております。  28ページの4目農林水産業費寄附金は、貸付家畜の2分の1の額を寄附金としていただくものでございます。  29ページの15款繰入金でございますが、1項基金繰入金1目財政調整基金繰入金は前年度同額の20億円を見込んでおります。先ほど申し上げましたが、平成7年度末財政調整基金の残額見込みは約41億 4,900万円でございますが、災害等の非常事態へ備えるためにも財政調整基金は常時相当の金額を確保しておかなければならないと考えておるわけでございます。  2目の減債基金繰入金は、平成7年度の12月補正予算及び3月補正予算で6億円の積み立てを行ったところでありますが、同額を繰り入れるものでございます。  3目の庁舎建設基金繰入金は、計画どおり58億円を繰り入れます。  4目の高崎市ほか4町村衛生施設組合処理施設等整備基金繰入金は、城南クリーンセンター建設に伴う地元還元施設として佐野長寿センターを改築することになっておりますので、この事業費に充てるための繰り入れでございます。  次の16款繰越金は、存目でございます。  30ページの17款諸収入1項延滞金・加算金及び過料のうち1目延滞金は市税に係る延滞金で、実績を勘案の上の計上いたしました。  2目加算金及び3目過料は、存目でございます。  2項市預金利子は、平成7年度の収入状況や現在の預金利子等を勘案した上、計上いたしましたが、預金利率の低下によりまして大幅に減少見込みでございます。  31ページ、3項貸付金元利収入は、歳出予算を勘案して計上いたしました。このうち6目商工費貸付金元金収入増は、預託率の変更や貸付件数の増などによるものでございます。  7目道路橋りょう費貸付金は、高崎リバーパークからの返済金でございます。  8目の都市計画費貸付金元利収入の増は、都市整備公社の短期貸付金の増額に伴うものでございます。  1枚めくっていただきまして、32ページの4項受託事業収入は、それぞれ所定の積算や見込みをもとに計上いたしました。  33ページ、5項収益事業収入は、 1,000万円の計上でございます。  6項の雑入は、それぞれ実績や歳出額等を勘案し計上いたしております。そのうち34ページの3節企画文化事業収入は新しく設けられた節で、音楽センター、文化会館、シティギャラリーで行う市主催の文化事業の入場収入等でございます。  35ページの13節還元施設整備負担金収入につきましては、新しく設けた節で、城南クリーンセンター建設に伴う還元施設である佐野長寿センターの改築事業に対し、各関係市町村から負担金をいただくものでございます。14節の雑入の中には、区画整理事業に伴う公共施設管理者負担金2億 1,725万円、北陸新幹線建設に伴う浜川運動公園の補償費2億 4,903万 7,000円が含まれております。  次の18款市債は、それぞれ歳出の事業費に基づき、充当率を当てはめて積算して計上しております。説明欄の括弧書きは充当率でございます。総額では26億 3,710万円の増、率にしまして34.8%の増となっております。この主な理由といたしましては、新市庁舎建設事業が本格化することに伴いまして市債が増額となったことによるものでございます。また、平成7年度に引き続き市民税等減税補てん債22億 900万円を計上しております。なお、市民税等減税補てん債は、一般財源として扱っております。  以上で歳入の説明を終わります。  引き続きまして、歳出の説明を申し上げます。うぐいす色の中表紙をめくっていただきまして、3歳出をごらんいただきたいと存じます。歳出の説明につきましては、特に新規事業や、前年度と比べ事業内容及び執行方法等を変更したものなどを中心に申し上げたいと存じますので、よろしくお願いいたします。  3歳出でございます。まず、1款議会費1項議会費からでございます。議会費につきましては、議会運営経費と議員報酬、職員人件費等を計上してございます。9節旅費は姉妹都市への親善使節派遣旅費並びに海外視察旅費等につきまして所要額を計上しております。10節交際費につきましては、前年度同額の計上となっております。中ほどに会議録検索システム機器借上料 159万 7,000円がございますが、市議会の会議録をパソコンで検索するための機器借上料でございます。今年度は、過去5カ年の会議録を登録する予定でございます。  2枚めくっていただきまして、2款をお願いいたします。2款総務費1項総務管理費1目一般管理費から申し上げます。まず、右側の説明欄を見ていただきますと、二重丸で一般経費とか何々経費、何々事業というように経費、事業のタイトルが記入してございます。これはその目の中に含まれている事業あるいは経費の種類別にまとめられているものでございます。なお、この事業別あるいは経費別の合計額と内訳の積算が合致しない場合がございますが、これは少額のものは省略してあるためでございます。  それでは、説明欄の一番上の一般経費から説明申し上げますが、この経費は人件費でございます。この職員人件費につきましては、主として市長公室、総務部、財務部の一部等の一般職員分や特別職にかかわる人件費の計上でございます。一番下の賃金職員保険料 1,000万円につきましては、賃金職員の社会保険料等でございます。  次に秘書課経費でございますが、ここでは秘書課の経常的な経費を計上してあります。市長交際費につきましては前年と同額の計上でございます。次の国際交流事業では、サント・アンドレ市で行われる環境調査研究経費などを計上してあるほか、従来からの国際交流員受け入れ事業などを引き続き行います。次の企画調整課経費から一番下の会計課経費につきましては、それぞれ課におきまして事務執行に必要な経常的経費の計上をしているものでございます。  2款の2ページの一番下でございますが、説明欄を線で区切りまして、線の下に括弧書きで(特定財源)という表示がございますが、これはそれぞれの目の特定財源の内訳を説明しているものでございます。  1枚めくっていただきまして、2款、3ページ、2目人事管理費でございます。一番上の人事管理経費でございますが、主なものは職員退職手当33人分でございます。その下の福利厚生経費は、市職員の健康診断委託等の計上でございます。一番下の職員研修経費は、職員の研修に係る経費の計上でございます。  次は、4ページの3目の文書広報費でございます。一番上の広報広聴事業でございますが、広報たかさき、グラフたかさき等の作成経費など計上しております。一番下のコミュニティFM放送設立委員会補助金 1,300万円につきましては、平成9年4月1日開局予定のラジオ高崎の実験放送経費等に対する補助金の計上でございます。次の市民相談事業、在宅外国人生活相談事業につきましては、それぞれの事業の所要額の計上でございます。一番下の文書管理経費中、文書配送業務委託料 1,082万 6,000円は、外務員制度廃止に伴いまして区長さんあて文書の配送を委託するものでございます。  5ページの個人情報保護事業、文書管理改善事業、情報公開事業につきましては、それぞれ事業に必要な事務費や委員報酬等の計上でございます。  次は6ページの4目自治振興費でございますが、この自治振興費は町内会の運営のための経費や区長さん方の事務等に要する経費が主なものでございます。2番目の二重丸の区長事務取扱経費の中で地区区長会への交付金の単価アップを増額計上しております。  下から5行目の住民センター設置事業の住民センター建設補助金は、県の補助対象分1館 600万円、市単独分といたしまして建物補修等の補助金 250万円、用地購入補助が1件で 200万円を見込んで計上しております。その下の公衆街路灯経費では、まず電気料金補助金について補助率を60%から70%へ引き上げて 2,385万 9,000円を計上してございます。街路灯設置補助金につきましては、1灯当たりの補助限度額を1万 5,000円といたしまして 350灯分で 525万円と、町境設置分といたしまして補助限度額3万円で20地区分60万円を計上したものでございます。  次の7ページをお願いいたします。5目の消費対策費でございます。消費対策事業につきましては、消費者講座や消費生活展の開催等を計上してございます。消費生活センター運営につきましては、平成7年度に設置いたしました消費生活センターの運営経費で、消費者被害に関する相談や被害を未然に防ぐための情報提供等、消費者保護行政を推進するため、嘱託2人分の人件費のほか事務費等を計上してございます。  8ページ、6目の財政管理費の財政管理経費は予算書等の作成に要する経費、次の基金積立は財政調整基金及び減債基金への利子等の積み立て、財政調整基金積立金は 1,294万 7,000円、減債基金積立金は61万 3,000円を計上してございます。  次の7目会計管理費につきましては、決算書作成等一般事務経費のほか、税等の口座振替に伴う所要の経費を計上してございます。  8目の財産管理費のうち、まず財産管理事業でございますが、この事業は市の普通財産を管理するための委託料や工事費等の経費が主なものでございます。  1枚めくっていただきまして、5行目の榛名興産市町村組合負担金につきましては、前年度同額の 227万円の計上でございます。その2行下の高崎シティギャラリー共同管理負担金 417万 1,000円は、城址地下駐車場のうち市の施設部分の管理経費を計上したものでございます。  次の庁舎管理事業でございますが、説明欄の下の方に電話交換業務委託料 350万円がございますが、これは電話交換業務の一部を委託する経費を計上したものでございます。その下の駐車場使用料 563万 7,000円は、会議等のために市役所に来られた方が城址地下駐車場または高松地下駐車場を利用した場合、最高2時間分を負担するための経費と、窓口に来られた方がやはり城址地下駐車場または高松地下駐車場を利用した場合、最高1時間分を負担するための経費の計上でございます。そのほか市庁舎の光熱費や補修工事費等を計上してございます。  次の車両管理事業は、公用車の管理等に要する経費でございます。  10ページ、3行目の駐車場借上料 802万 8,000円は、公用車の駐車場を確保するためのものでございます。3行下の自動車購入費につきましては、現在管財課で所有している大型バスの買いかえと共有自動車を3台購入する経費でございます。その下の安全運転推進事業は新たに設けた事業でございまして、市有車の安全管理、交通事故防止に努めるため、交通安全教育・研修等の経費を計上してございます。  次の9目企画費でございますが、企画調整課経費につきましては、企画調整課の経常経費のほか、地方拠点都市地域整備法による地域指定を受けた高崎市ほか3市5町1村で協議会を組織し、研究会等を開催するための経費を各市町村で負担する県央拠点都市地域整備推進協議会負担金等を計上しております。  1枚めくっていただきまして、たかさき21研究事業の中で、たかさき21研究委託料といたしましては 1,200万円を計上してございます。これは、たかさき21推進プロジェクト中で現に取り組み、あるいはこれから取り組みをするための事業の調査研究経費でございます。次が、たかさき2000年事業でございますが、前年度に引き続き高崎音楽祭等の事業をたかさき2000年委員会に委託するものでございます。次の核兵器廃絶平和都市宣言啓発事業でございますが、平和モニュメント作製のための調査費と平和ポスター展の開催経費、懸垂幕作製委託料、啓発用のパンフレット印刷費、映画フィルム購入費等を計上しております。  次の高崎都市圏推進事業は、地方拠点都市整備法や中核市・広域連合制度等の諸動向を踏まえまして、本市独自の地域政策を推進するための事業でございます。12ページの2行目に都市圏構想重点施策調査委託料 150万円というのがございますが、本市と隣接する各市町村との連携方策を調査するためのものでございます。4行下の北関東新潟地域連携軸推進協議会負担金は、国が進めております地域連携軸構想につきまして高崎・新潟間の国道17号線及び高崎・水戸間の国道50号線沿線の関係市町村が研究会を成立いたしまして、調査研究を行う経費としての負担金を計上しております。  次は10目の庁舎建設事業費でございますが、建設工事はことし3年目を迎えます。工事施工監理委託料は1億 3,624万 9,000円、インテリジェントシステム構築委託料1億 8,334万円、シティ・ホール建設記録ビテオ制作委託料 206万円、庁舎建設工事99億 8,194万 5,000円は、継続費に基づく計上でございます。説明欄の中ほどのアートワーク(美術作品)制作委託料は、総事業費が3億 5,000万円のうち、平成8年度分として1億 1,640万円を計上いたしました。平成9年度分の2億 3,360万円につきましては、債務負担行為としてお願いしております。なお、このアートワーク(美術作品)制作委託料につきましては、特定財源として寄附金を 5,000万円見込んでおります。その下のテレビ電波障害対策工事 6,300万円につきましては、昨年9月に御議決いただきました債務負担行為に基づいての予算計上でございます。庁舎建設基金でございますが、平成8年度では計画どおり58億円を取り崩しいたします。また、利子積立金については1億 7,096万 8,000円でございますが、これを積みますと、現時点での平成8年度末の残高見込みは92億 667万 5,000円の予定でございます。  その下の市民情報センター事業は、新しい事業でございます。この事業は、新市庁舎1階に設置される総合案内システム構築委託料として1億 2,000万円計上してありますが、これは各種の情報提供のための情報提供掲示板システム、市民と市役所のコミュニケーションの効率化を図る情報配信システム、一般家庭の電話、ファックスに情報提供するテレホン情報システム等のシステムを構築するものでございます。平成10年度までの3カ年事業で総事業費は5億円、平成9年度、平成10年度につきましては債務負担行為でお願いしております。  13ページをお願いいたします。11目の市史編さん費でございます。ここでは編さん委員、専門委員の報酬、調査員の報償金、調査旅費、資料購入費と、高崎市史の新編高崎市史資料編の発行経費等を計上してございます。下から3行目のまんが高崎の歴史作成委託料 2,000万円は、高崎市の歴史を親しみやすく漫画として3カ年計画で編さんするための経費 5,200万円のうち平成8年度分を計上いたしました。なお、編さん後は全世帯に無償で配布する予定でございます。  次は、12目事務管理費で、組織や定員管理、事務改善等に要する経費を計上してございます。  次の13目交通対策費の交通安全推進事業でございますが、この事業は交通安全指導員に係る経費が主なものでございます。  次ページの高速道新幹線対策事業は、北陸新幹線、北関東横断道建設事業関連の経費、その下の鉄道網整備促進事業は、JR及び私鉄の今後の具体的な方策等を検討するための経費でございます。次は、バス交通対策事業でございますが、16ページの一番下のバス運行調査委託料 300万円は、市営バスの運行に係る路線設定等調査を行うものでございます。2行下のバス促進敬老割引補助金は、増額計上しまして 615万円の計上でございます。  次のページの14目の公平委員会費につきましては、委員報酬及び事務費等の経常経費の計上でございます。  15目恩給及び退職年金費は、退隠料1人及び遺族扶助料17人分の計上でございます。  16目隣保館費でございますが、ここでは嘱託2人分の人件費と、そのほか隣保館を運営するための所要経費の計上でございます。  次のページをめくっていただきまして、17目同和対策費でございますが、嘱託4人分の人件費や事務費、それに住宅新築資金等貸付事業特別会計への繰出金等の計上でございます。  次に、18ページ、18目情報システム費でございますが、情報システム経費の中ほどの乳幼児健康管理システム変更委託料 1,000万円につきましては、現在は保健所で行っている3歳児健診が平成9年度から市に移管されることに伴うシステム変更の経費でございます。次の財務会計経費の中の財務会計システム設計委託料 1,000万円は、現在使用している財務会計システムを変更していくための経費でございます。  次に、高度情報化対策事業ででございますが、地域における情報化推進の一環といたしましてパソコン通信実験局を開局するため、その運営経費といたしまして 1,400万円の計上でございます。  19目の女性政策費の女性政策推進事業でございますが、新たに新たかさき女性プランに基づきまして講演会を初めとする各種啓発事業に要する経費のほか、婦人団体事業補助金、たかさき女性フォーラム運営補助金等を計上してございます。  次は20ページ、20目自転車等放置防止対策費でございます。自転車等駐車場事業は、高崎駅東口と西口、井野駅東口と西口、群馬八幡駅前、倉賀野駅南口の6カ所の自転車駐車場の管理運営経費を計上してございます。その下の自転車等放置防止事業では、放置自転車の防止に当たる嘱託の人件費や事務費、街頭指導委託料等の経費の計上でございます。  次の21目の総務諸費でございますが、ここは経費の性質上、各目に属さない経費をまとめて計上したものでございます。  2枚めくっていただきまして、次は2項文化振興費でございます。1目は文化振興総務費でございます。一般経費といたしまして、文化振興関係職員の人件費、文化施設の維持管理経費、一般事務費等を計上しています。10行目の文化事業団委託料でございますが、前年度は2目の文化事業費に計上していたものでございますが、従来市から文化事業団へ委託し、音楽センター、文化会館、シティギャラリーにおいて文化事業を行っておりましたが、今年度からこれらの文化事業につきまして市が直接実施することにいたしました。したがいまして、文化事業団への委託料につきましては文化施設の管理運営が中心となるものでございます。この目の一般経費の中に計上してございます。  24ページの1行目、ピアノ購入費は、音楽センターのピアノを買いかえするものでございます。群馬音楽センター改修事業も、前年までは2目で予算措置いたしましたが、施設の維持管理経費ですので、1目の文化事業総務費へ組みかえさせていただきました。音響及び舞台設備調査委託料は、現況の調査と改善対策を専門家に調査してもらうものでございます。  続きまして、2目の文化事業費でございます。一番最初の企画文化事業は新しい事業でございます。1目で触れさせていただきましたが、今までは文化事業団へ委託して実施した文化事業を市が直接実施することになったため、新しく計上したものでございます。企画文化事業の主な事業といたしましては、文化会館においては「ベルリンフィル12人のチェリストたち」、音楽センターでは「ウィーン少年合唱団」、シティギャラリーでは「いわさきちひろ絵本美術展」などを予定しております。詳細につきましては、予算に関するその他の説明書17ページの平成8年度主な企画文化事業等の欄をごらんいただきたいと思います。  次の25ページ、芸術文化活動促進事業は、市民の芸術文化活動の促進経費でございます。村上鬼城遺墨展開催委託料は、全国規模の俳句大会であります鬼城顕彰俳句大会の10周年を記念しての事業でございます。その下の各種の補助金等につきましては、市民主体の文化活動事業に対する補助金等を措置いたしました。市文化協会補助金につきましては、従来は文化協会所属の個々の団体に補助いたしましたが、文化団体の効率的な育成を図るため一本化したものでございます。海外企画「日本の染展」開催補助金は、本市関係の2人の女流作家がプルゼニ市を初めチェコ共和国内の3都市で行う企画展に対し、作品の運搬費用等を補助するものでございます。高崎の伝統芸能開催補助金は、地元の伝統芸能の振興とともに、特別参加といたしまして国の重要無形文化財に指定されています柏崎の綾子舞いの出演を予定しています。第10回高崎映画祭記念事業開催補助金は、第10回の記念事業に対する補助金でございます。  田園都市中核施設文化振興事業は、広域市町村の文化振興を図るため高崎市等広域市町村圏文化振興運営協議会が行う郷土芸能祭やコンサートの出張公演などに要する経費の高崎市負担分でございます。  3目美術館費は、運営経費と、ライトアート展、県立近代美術館名品展や5本の企画展の経費等の計上でございます。美術品購入費は 8,100万円の予算措置でございます。  次は2款、27ページをお願いいたします。3項徴税費でございます。1目税務総務費は、税務3課の人件費が主なものでございます。  2目の市民税等賦課費は、市民税の賦課に係る事務経費を計上したものでございます。  次は28ページ、3目資産税等賦課費でございますが、資産税及び軽自動車税関係の賦課事務に要する経費の計上でございます。説明欄の中ほどにございます土地評価システム業務委託料 2,240万円は、適正評価のため前年度に引き続き計上でございます。1行飛ばしまして課税台帳等光ディスク入力作業委託料 2,000万円は、資産税課内及び地下倉庫に保管してある課税台帳、名寄せ帳、図面等を光ディスクに入力し保管する経費でございます。  4目は徴収費でございます。ここは市税の徴収事務経費と納税運動協力会等の事業費の計上でございます。  2款、31ページをお願いします。4項戸籍住民基本台帳費でございます。まず、1目の戸籍住民基本台帳費では、市民課職員の人件費と戸籍住民登録、印鑑登録等の事務経費、町内会境界線策定事業経費、市民サービスセンターの運営経費、戸籍事務の電算化経費の計上でございます。  32ページの市民サービスセンターの運営事業でございますが、平成8年度はサービスセンターの業務拡大の一環といたしまして、片岡、京ケ島、六郷のサービスセンターにおいて、住民異動届及び印鑑登録の受付業務を開始いたしますので、そのため機器借上料等を計上したものでございます。残りの倉賀野、八幡、中川のサービスセンターにつきましても、平成9年度から開始を予定しています。その下の戸籍事務電算化事業につきましては、新市庁舎移転にあわせまして戸籍事務を電算化するため、平成8年度はその準備といたしましてマイクロフィルム化してあります除籍データを光ディスクに移行するための委託料を計上してございます。  2目外国人登録事務費は、高崎リビングガイドを作成し、外国人の方に配付いたします。  3目の住居表示整理費は減となっておりますが、街区案内看板の整備が予定どおり終了したことによるものでございます。今年度からは古くなった住居表示番号を3カ年計画で交換する予定でございます。  2款、35ページをお願いいたします。5項選挙費でございます。1目選挙管理委員会費は、事務局職員の人件費と選挙管理委員会の運営経費でございます。  2目は農業委員会選挙費でございますが、農業委員会の選挙に要する経費の計上でございます。  1枚めくっていただきまして、2款の39ページをお願いいたします。6項統計調査費でございます。この項の各目につきましては、人件費のほか、国の指定統計調査等に要する経費を計上したものでございます。各目にわたる説明は省略させていただきたいと存じます。  次は、43ページをお開きください。7項監査委員費でございますが、従来と同様に、監査執行のための事務経費と人件費の計上でございます。  次をおめくりくださいまして、3款民生費でございます。3款、1ページの1項社会福祉費1目社会福祉総務費でございます。この目の計上は、福祉課及び保険年金課等の職員人件費と一般管理経費が主なものでございます。  説明欄中ほどの市社会福祉協議会補助金 7,327万 9,000円とありますが、民間福祉活動の核となる当協議会の組織強化並びにボランティアの育成、地域ネットワークづくり、活動推進など、機能の拡充を図るための補助金の計上でございます。なお、この補助金につきましては、福祉基金の運用益 824万円を充当させていただいています。  一般経費の一番下の国民健康保険事業特別会計繰出金につきましては、一昨年からルール化いたしましたので、その基準に基づいて積算いたしました。国保税の6割、4割軽減措置の対応として制度化されておりますところの保険基盤安定分1億 1,902万円に、平成4年度の制度改正に伴いまして国庫補助から一般財源化されています職員人件費と運営協議会の報酬、平成5年度の制度改正に伴いまして一般財源化されました電算処理負担分を合わせまして1億 9,935万 1,000円、さらに出産育児一時金基準の3分の2の 9,240万円と、交付税に算入されている国保財政安定化支援事業の保険税負担能力の不足分と高齢者分の1億 2,168万 4,000円、それに単独の福祉事業に係る波及増に伴う療養給付費等国庫負担金削減分 4,889万 7,000円、事務費の超過負担分及び国庫負担対象外分の 4,037万 3,000円、これを合わせて総額で6億 2,172万 5,000円を繰り出しするものでございます。  次のページの中ほどの障害者福祉計画策定事業は、新規事業でございます。これは障害者基本法の制定を受け、本市における障害者福祉施策を総合的に進め、基本目標や具体的な方策などを計画策定するためのものでございまして、印刷製本費等の計上でございます。その下の総合保健福祉センター(仮称)調査研究事業も新規事業でございます。基本構想立案に向けて調査研究を進めるための旅費等の計上でございます。  次は、2目の身体障害者福祉費でございます。1枚めくっていただきまして、3ページ、上から2行目の援護施設入所委託料でございます。これは17施設、83人分の施設入所に係る経費2億 3,539万 9,000円の計上でございます。その下の福祉作業所運営委託料は、今年度、柴崎町福祉作業所が福祉学園と統合となりましたので、昭和町にあります福祉作業所の運営経費のみの計上でございます。また、中ほど少し下でございます市聴覚障害者協会設立50周年記念大会開催補助金は、文化会館で予定しております当協会の記念事業への開催補助金としての計上でございます。  次は下の4ページの3目の障害者福祉施設費でございますが、心身障害者会館と身体障害者体育センターの管理運営費でございます。各種スポーツ教室の講師謝金のほか、ハンディキャップケアセンター(仮称)の建設工事に伴い、心身障害者会館が取り壊されますので、仮設の倉庫借上料と事務室の設置工事等を予算措置してございます。  5ページをお開き願いたいと思います。4目の知的障害者福祉費でございます。上から6行目の援護施設入所委託料は、33施設、 243人分の措置委託に係る経費でございます。中ほどの地域ホーム委託料は、地域生活を望む知的障害者に居住の場を提供し、日常生活における援護等を行っていくもので、地域ホーム6施設、9人分の委託経費の計上でございます。その3行下の心身障害児(者)一時介護事業委託料は、新規事業でございます。疾病等により保護者が一時的に介護ができない場合に、登録された介護者にその保護をお願いし、保護者の負担軽減等を図るものでございます。一番下の群馬県手をつなぐ育成会大会開催補助金は、11市持ち回りの同大会が本年度高崎市で開催されますので、開催補助金として30万円を計上させていただきました。  次は、6ページの5目の障害者デイサービスセンター建設費は、新しい目でございます。現在の心身障害者会館跡地にハンディキャップケアセンター(仮称)を建設する事業でございますが、平成10年度までの計画で3カ年の継続事業をお願いしてございます。総額で12億 6,000万円、今年度は全体の20%分の工事費の計上でございます。  その下は6目の福祉医療費でございますが、乳幼児、心身障害者、母子家庭に対する医療費助成扶助費でございます。一昨年の10月から1歳児、2歳児の入院外の医療費も全額助成し、入院時食事療養費制度等が新設されました。受診率等のアップで前年に比べて 8.4%の増で予定しています。  1枚めくっていただきたいと思います。7目遺家族等援護費につきましては、一般経費と戦没者追悼慰霊祭事業経費を計上してございます。  次は、8目の国民年金事務費でございますが、国民年金加入者のための保険料の徴収等の事務に要する経費でございます。  次は、9ページ、2項児童福祉費でございます。1目の児童福祉総務費の一般経費の上から7行目の児童育成クラブ委託料につきましては、新たに開設予定の長野児童育成クラブを加え、14クラブ分を計上してございます。また、指導員割については、市の単独加算分を措置いたしましたので、昨年度に比べ 650万 2,000円の増額計上でございます。その2行下の子育て支援短期利用事業委託料は、平成7年度は補正予算でお願いいたしたものでございますが、保護者が病気等の場合に一時的養育を行うショートステイ事業と、夕刻からの養育を行うトワイライトステイ事業の予算を計上してございます。次のちびっ子広場遊具点検委託料は、市内 135カ所のちびっ子広場の遊具点検経費としての計上でございます。新たな計上でございます。  次は、10ページの私立保育所振興事業でございます。上から5行目の保育所地域子育て支援センター事業委託料は、平成7年度は保育所地域子育てモデル事業委託料として計上されていたものでございますが、子育て支援センター事業といたしまして育児不安の相談指導などを行ってまいります。委託経費としまして1園分を計上いたしました。その4行下にございます私立保育所施設振興補助金は、従来の均等割と児童割に加え、遊具の整備として1件当たり10万円の増額措置をいたしています。中ほどの私立保育所施設整備特別補助金につきましては 3,782万円でございますが、本年度、おひさま飯塚保育園と新保町のひよこ保育園の改築に対して、国・県とともに基準に従って補助するものでございます。  私立保育所振興事業の下から2行目に産休・育休明け入所予定事業とございますが、これも平成7年度補正をお願いしたものでございますが、年度途中での乳児の受け入れ態勢を整備するため6保育園への補助を計上してございます。その下の時間外延長型保育サービス補助金は、新規事業でございます。これは延長保育を午後7時まで行い、多様化する保護者の勤労体系に対して行うものでございます。5園分の予算計上でございます。  次のページの子どもにやさしい街づくり事業は、昨年度からの事業でございますが、本年度は児童育成計画書、高崎市版エンゼルプランでございますが、これらの印刷製本費、乳幼児健全育成相談、自然体験活動及び保育園の園庭開放事業などの予算計上でございます。  次は2目の児童措置費でございます。12ページをお願いいたします。私立保育所入所措置委託料24億 1,084万 7,000円は、45保育園、 3,360人の措置費でございます。次の助産施設入所措置委託料24万 9,000円は、経済的な理由で病院等へ入院できない妊産婦を助産施設へ入所させる経費でございます。その下の被用者児童手当と所得制限を超えた人に対して支給する特例給付につきましては、法改正により所得制限等が厳しくなりましたので、減額計上するものでございます。被用者児童手当につきましては、実績の伸び等を勘案しての増額措置でございます。  3目保育所費につきましては、公立保育所11カ所、定員 970人分の措置費及び人件費並びに施設の維持管理費でございます。  13ページの上から4行目の各所整備工事は、 1,760万円でございますが、施設の整備工事などの計上でございます。その次の行の乳児特例整備工事は、新規で、乳児のために床等の補修整備を行うための工事費の計上でございます。  次は4目の母子寮費でございます。この目は母子寮の運営経費でございます。14ページ中ほどの居室改修工事等といたしまして 380万円を計上いたしました。  次は15ページをお願いいたします。5目児童館費でございます。今年度は3館の遊戯室冷暖房設備工事などを計上いたしました。  1枚めくっていただきまして、3款の17ページをお願いいたします。3項高齢者福祉費でございます。1目高齢者福祉総務費の上から4行目の高齢社会対策懇話会委員報償金につきましては、昨年度高齢者問題懇話会委員報償金として計上しておりましたものでございますが、正式発足となりましたので、名称を改めさせていただきました。中ほどの民間社会福祉施設整備資金利子補給金も名称変更いたしました。市内10カ所の老人ホーム等への補助で、ケアハウス等の建設につきましても利子補給、補助の対象といたしました。その下の民間社会福祉施設職員振興費補助金 1,807万 2,000円につきましては、それぞれ補助単価をアップして計上してございます。一般経費一番下に特別養護老人ホーム建設補助金2億 461万 7,000円とありますのは、浜川町の恵林への補助でございまして、平成7年度債務負担行為の補正で御議決いただいたものの平成8年度分の予算計上でございます。  次の老人保護措置事業の老人ホーム入所委託料14億 5,742万円は、特別養護老人ホームと養護老人ホーム合わせて42施設、 484人分の入所に係る経費でございます。一番下の高齢者援助事業でございますが、在宅ねたきり老人等介護慰労報償金につきましては、1人当たり9万円の単価で 720人分を計上いたしました。
     次の18ページの3行目にねたきり老人等見舞金でございますが、これにつきましては支給対象を拡大しまして65歳以上の痴呆の方を含めて予算計上いたしました。敬老会事業につきましては、敬老祝い金等の計上でございます。  中ほどの二重丸の長寿会事業の市長寿会連合会補助金 3,949万 4,000円の中には、六郷長寿センターに置いてあります送迎用バスの買いかえ購入費を含んで計上しております。次のシルバーホーム運営事業から高崎社会大学事業まで、それぞれ所要経費の計上でございます。  高齢者の生きがいと健康づくり推進事業は、本年度はパーリング大会の開催経費の計上でございます。  20ページをお願いいたします。2目在宅福祉費でございます。一般経費、一番下の老人訪問看護ステーション建設補助金は、1施設分の補助計上でございます。その下に在宅サービス事業がございます。中ほどの在宅介護支援センター委託料につきましては、本年度から浜川町の森の小径と寺尾町のホピ園の2カ所にも新たに委託する予定でございます。計9カ所分を計上してございます。その下の在宅老人短期入所委託料につきましては、実績及び施設等の増加等を見込みまして 2,517万 4,000円を増額計上してございます。  その6行下の在宅ねたきり老人等出張理・美容サービス委託料は、新規事業でございます。理容組合と美容組合の御協力をいただき、年4回まで無料で理・美容サービスを行います。また、この事業の中で、体の弱いお年寄りの方に高崎まつりの花火を楽しんでいただくための諸経費も需用費の中で計上してございます。  次のホームヘルプサービス事業につきましては、昨年度までは市社会福祉協議会と民間の2施設に委託しておりましたが、新年度新たにホピ園と森の小径を加えまして、計5カ所と人件費 131人分等を積算して計上しています。  21ページをお願いいたします。ねたきり老人等入浴援護事業の訪問入浴業務委託料につきましては、実績等の増により前年度に対して 2,416万 8,000円の増額計上となっております。その下の機能訓練事業は、老人保健法に基づく事業の経費の計上でございます。次の訪問指導事業では、下から4行目の訪問機能訓練指導委託料は新規事業でございます。理学療養士によるリハビリ指導を週1回行うための経費でございます。  22ページをお願いします。3目の高齢者医療費でございます。ここでは68歳、69歳の高齢者の医療費助成扶助費2億 3,819万 8,000円の市の単独事業での計上でございます。さらに、その下に老人保健特別会計への繰出金8億 7,874万 3,000円が計上してございますが、医療費の伸びがございますので、増額計上となっています。  その次に、4ページ、4目長寿センター費でございますが、長寿センター費では7館の管理運営経費を計上してございます。主なものといたしましては、23ページの六郷長寿センターの管理人室を多目的室に改造する工事、24ページにあります京ケ島長寿センターの多目的小ホール建設工事がございます。なお、利用者から要望の強いレーザーカラオケを6館に設置いたします。  26ページをお願いします。5目はデイサービスセンター費でございます。一般経費の中ほどのデイサービスセンター運営委託料につきましては、本年度から森の小径への委託が予定されておりますので、計6館分の経費が計上してございます。その下の送迎車購入費につきましては、森の小径へのデイサービス委託に伴い送迎用ワゴン車等3台を購入するものでございます。  その下のデイサービス中川友の家運営事業から、次のページのデイサービス六郷友の家運営事業につきましては、6館それぞれの運営諸経費等でございます。  6目デイサービスセンター・長寿センター建設費でございます。27ページでございます。八幡のデイサービスセンターは市立で5館目でございますが、昨年度からの事業でございます。平成8年度分の建設工事費 1,393万円は既に平成7年度債務負担行為補正としてお願いしているものであります。また、特殊浴槽設備等必要備品につきましては、本年度予算措置いたしました。  次のページに佐野長寿センター・デイサービスセンター建設事業がございます。これは高崎市ほか4町村衛生施設組合の城南クリーンセンター建設に伴う地元還元施設整備事業でございますが、平成9年度までの債務負担行為をお願いしてございます。今年度は進入路の測量設計と築造工事、それに本体関係の約30%の工事を予定しています。  次は29ページをお願いいたします。4項生活保護費でございます。1目の生活保護総務費につきましては、保護事務を行うための職員の人件費と事務費でございます。  次のページの2目の扶助費でございますが、これは生活扶助費や医療扶助費等の経費でございます。生活扶助費につきましては、月平均 543人を見込み、医療扶助費につきましては 440人を見込んで計上してございます。  次の31ページの5項災害救助費につきましては、災害見舞金等につきまして従来と同様の計上でございます。  以上で3款の説明を終わらせていただきます。 △休憩 ○議長(渡辺昌君) 説明の途中ですが、この際、暫時休憩いたします。  午後2時57分休憩  ────────────────────────────────────── △再開  午後3時36分再開 ○副議長(福島秀人君) 会議を再開いたします。  休憩前に引き続き、予算案の説明を続行いたします。  4款1ページをお開きください。                 (財務部長 新井英壽君登壇) ◎財務部長(新井英壽君) 4款1ページでございます。  一般経費につきましては健康課、環境保全課職員の人件費などを計上してございます。なお、平成7年度まで3カ年にわたる毎年1億 1,000万円を高等看護学院・准看護婦学校建設補助金として支出しておりましたが、これが本年度はございませんので、目の合計が 9,361万 1,000円の減額になったものでございます。次の健康づくり推進事業の中の健康推進員研修等委託料 179万 1,000円は、食生活改善や老人健康づくりについて活躍していただいている健康推進員の地域での活動を一層推進し、高齢化社会に対応するための計上でございます。本年度は献立集の作成を予定しております。  その下の高度特殊医療体制調査研究事業は、高度医療技術施設を備えた専門的かつ特殊機能を有する公的中核病院を誘致するための体制づくりとして調査研究を行うものでございます。今年度は、昨年度調査した地域における医療需要動向等の調査を受け、さらなる調査とこの結果の総合的分析を行う委託料を計上いたしました。  次の2ページ、救急医療対策事業は、休日準夜診療補助金や病院群輪番制病院運営補助金等、救急医療の確保に要する経費でございます。休日在宅診療補助金では、小児科の後方病院確保経費など増額の計上してございます。  2目結核予防費並びに3ページの3目の予防接種費につきましては、予防接種に係る医師及び看護婦の出場報酬のほか、医薬材料、予防接種委託料等の経費でございます。  3ページの予防接種事業中、下から6行目、日本脳炎予防接種委託料は、昨年度まで集団接種で実施しておりましたものを、本年度から3歳児以上7歳6カ月未満の児童につきまして個別接種するものでございます。麻しん、二種・三種混合、風しんに加え、日本脳炎が個別接種となったものでございまして、それぞれ所要の委託料等を計上してございます。  4目の母子保健費でございますが、4ページをお願いいたします。母子保健対策といたしましては、母親学級、3カ月児健康診査、10カ月児健康診査、1歳6カ月児健康診査経費を計上いたしました。これらは、妊産婦から乳幼児に至る健康管理を充実させ、健全な発達を促進するための事業でございます。また、母子等保健推進委員の配置を16地区から21地区に拡大し82人の増員を予定していますので、1行目の母子等保健推進員報償金、下から6行目の母子等保健推進活動委託料を増額計上させていただきました。  次は5目老人保健費でございますが、1枚めくっていただき、5ページの健康診査事業といたしまして3億 5,324万円の計上でございます。この健康診査事業は基本健康診査、必須検査、胃ガン等のがん検診に係る経費でございまして、それぞれ実績等により積算して計上いたしました。  6ページをお願いいたします。次の6目の伝染病予防費につきましては、伝染病の発生の際の経費と高崎市ほか11市町村伝染病事務組合に対する負担金 2,126万 6,000円の計上でございます。  7目の環境衛生費でございますが、一般経費につきましては、そ族昆虫駆除関係の経費や環境保健委員さんの事務取扱委託料等についての計上でございます。一般経費の下から4行目、公衆浴場設備改善事業等補助金につきましては、経営安定化のため上下水道料金。「ふろの日」の入浴剤の補助率を2分の1から3分の2に引き上げるものでございます。畜犬登録事業につきましては、所要の経費の計上でございます。  次のページ、7ページの8目の斎場費は、火葬場並びに斎場の運営経費でございます。火葬場事業の6行目に火葬炉煙道改修工事がございますのは、2系列目にあります煙道一つにつきまして内部のれんがを積みかえるものでございます。  斎場事業の8行目、9行目の国有林野施業等影響調査委託料、国有林野環境影響評価調査委託料は、将来的な用地拡張のため、隣接する国有林野払い下げに向けた基本的な調査を行うものでございまして、樹木の生態系調査や環境アセスをそれぞれ行うための経費でございます。  次は、8ページの9目の環境保全費でございます。公害対策事業につきましては、平成7年の4月から本市は大気汚染防止法の政令市になりましたので、大気汚染の監視を強化するための測定機器購入等の経費を計上してございます。8行目の大気汚染測定機器購入費は、大気中の硫黄酸化物や粉じんを測定するもので、1台を買いかえるものでございます。次の微風向風速計につきましても、新たに1台を購入するものでございます。環境管理計画等策定事業につきましては、環境管理計画等策定に向けた諸経費の計上でございます。その下の水生生物調査事業は、小学生を対象に河川の汚染状態を調べる体験学習を実施しております。  次の環境啓発事業は、6月6日の環境の日にちなんでの講演会やポスター展などのイベントを開催し、環境問題に関する市民意識の向上を図るものでございます。  次に、9ページの10目の上水道事業費をごらんいただきたいと思います。説明欄の奈良俣ダム建設事業補助金及び奈良俣ダム建設事業出資金は、水資源開発公団が建設いたしました奈良俣ダムから毎秒 0.115立方メートルの冬水を確保するため、建設に係る水資源開発公団の借入金の償還につきまして一部を負担するものでございます。会計処理上、利息につきましては補助金とし 378万 6,000円、割賦負担金に係る部分につきましては出資金として 227万 5,000円計上いたしました。高崎市の負担金総額は4億 2,000万円ほどになります。23年間に分割して負担していくわけですが、一般会計からは毎年度負担金の3分の1について負担していくことになっております。  なお、これらの補助金、出資金については、普通交付税に算入される見込みでございます。  次の倉渕ダム建設事業出資金の 4,840万円は、県が建設する倉渕ダムから本市の水道用水として毎秒 0.733立方メートルを取水するため平成8年度分の建設費負担金1億 4,520万円に対し、その3分の1を出資するものでございます。  次に、4款衛生費2項清掃費でございます。11ページをお願いいたします。1目清掃総務費での清掃総務経費でございますが、環境保全課及び環境事業所の職員人件費と、高崎市ほか4町村衛生施設組合負担金が主なものでございます。清掃総務経費の下から3行目、合併処理浄化槽設置補助金でございますが、補助基準額を引き上げて計上してございます。その下の高崎市ほか4町村衛生施設組合処理施設等整備基金積立金 100万 4,000円は、基金から生ずる利子分を積み立てるものでございます。  次に、ごみ減量化推進事業でございますが、5行目の有価物集団回収事業者奨励金は、各町内等で集められている有価物等を回収業者に、奨励金として1キログラム当たり3円を助成して引き受けてもらうものでございます。その下の廃棄物減量地域活動奨励金につきましては、環境保健委員、環境美化協力員、廃棄物減量等推進委員さん方の御協力をいただき、地域の廃棄物減量活動の推進を図っていくための奨励経費でございます。  その次の雑ビン処理事業者奨励金は、業者に1キログラム当たり4円を助成し、雑ビン分別回収モデル地区活動により集められました雑ビンを引き受けてもらうものでございます。現在は1キログラム当たり3円を助成しておりますが、1円アップする予定でございます。下から3行目の雑ビン収集運搬等委託料は、雑ビン回収のモデル地区で集められました雑ビンを収集、運搬するための所要額でございます。その下のペットボトル収集運搬等委託料は、新規でございます。月1回公民館を収集場所としてペットボトルの集団回収を実施、処理業者までの運搬を委託するものでございます。  次の12ページのポイ捨て防止対策事業でございます。これは、春、秋の環境美化月間に高崎駅周辺で街頭キャンペーンを行い、ごみの投げ捨て防止や環境美化意識の高揚を図る事業でございまして、そのための諸経費の計上でございます。  2目のごみ処理費は、一般経費では粗大ごみ等収集委託経費などの計上でございます。一般経費の下から3行目にあります冷蔵庫等回収委託料につきましては、フロンガス対策として冷蔵庫等の回収を行う経費でございます。その下の休日犬猫等死体回収委託料は、新規でございます。休日に車道や歩道等に放置されている犬猫などの死体の回収を委託するものでございます。ごみ収集運搬事業では、清掃運搬車11台の購入を予定しております。  13ページのごみ埋立処分事業は、最終処分に係る諸経費でございます。主なものといたしましては、パワーシャベル1台の買いかえを予定しています。その他につきましては、所要の経費の計上でございます。  3目し尿処理費につきましては、公共施設のし尿収集委託料、民間業者へのし尿車購入補助金、し尿汲取事業補助金などが主なものでございます。  14ページの4目の排水路清掃費は、排水路のしゅんせつ、清掃等の経費でございます。平成8年度は軽ダンプ車1台の購入を計上しております。  1枚めくっていただきまして、5款の労働費、1ページをお願いいたします。1項労働諸費1目の労働諸費でございます。工業振興課労政係と勤労青少年ホームの職員人件費、それに労使会館運営費補助金や各種労働団体への補助金が主なものでございます。一般経費の中ほどの労使会館工作物移転等工事 1,966万 2,000円は、区画整理に係る変電室や自転車置き場等の移転工事でございます。1ページの下から4行目の特定求職者雇用開発補助金 510万円は、障害者の方を公共職業安定所の紹介により継続して雇用する中小企業に対しまして、賃金の6分の1を補助するものでございます。  次の職業能力開発事業は、長く同一の職業に従事し、その職種の向上発展に寄与する優秀な技能者の表彰等を行う経費の計上でございます。  次の2ページの、企業内教育訓練推進事業と中小企業退職金共済制度加入促進事業につきましては、それぞれ所要の経費の計上でございます。その下の勤労者福祉資金融資事業は、市内の企業に勤務する勤労者に対し、住宅資金や生活資金を融資するものでございまして、本年度は特に生活資金の融資枠を 9,000万円から1億 8,000万円に拡大するよう措置いたしました。新入社員研修事業につきましては、毎年春に行われる研修の必要経費を計上してございます。ゆとり創造都市啓発事業は、「ゆとり創造都市宣言」の趣旨に沿って、この啓発のため市民と親子のふれあいの場を提供する経費の計上でございます。  次は2目の勤労青少年ホーム費でございますが、勤労青少年ホームの運営に必要な経費を計上してございます。  1枚めくっていただきまして、中ほどのプール解体工事等及びプール跡地舗装工事は、既存のプールを解体し、来館用の駐車場として整備する経費でございます。  6款をお開き願いたいと思います。6款農林水産業費1項農業費1目農業委員会費の一般経費でございます。農業委員の報酬や農業委員会の運営経費等を計上しております。農用地利用調整特別事業は、昨年度までの農地銀行活動事業の名称を変更したものでございます。農用地の情報管理により中核的担い手の規模拡大や、農用地の有効利用を図るための検討を行う経費を計上したものでございます。その下の農業後継者総合育成事業は、前年度と同様、家族協定農業調印式等の経費でございます。  2ページの2目の農業総務費の一般経費でございますが、農政部職員の人件費と一般事務費、そして各種委託料や高崎農業まつり補助金等を計上をしたほか、市農協のバス購入に対する補助金を新たに計上したものでございます。農業融資資金預託金につきましても、所要の額を計上いたしました。下から二つ目の二重丸の農業公社調査事業は、昨年度に引き続き農業公社の事業内容や公社設立に当たっての各種調査を行う経費の計上でございます。その下の農業公園・市民農園調査事業は、新規事業でございます。市民の憩いの場としての農業公園と、市民が農作物の育成や収穫を体験できる場としての市民農園の整備についての調査を行う経費を措置したものでございます。  1枚めくっていただきたいと思います。次の3目農業振興費の一般経費の中では、農業センターに係る高崎市等広域市町村圏振興整備組合負担金と長野堰土地改良区や天狗岩堰土地改良区等に対する維持管理負担金、それに各種補助金を計上してあります。米穀流通消費改善対策事業は、政府米等自主流通米の計画出荷数量を生産者へ配分するために必要な経費の計上でございます。新生産調整推進対策事業は、平成5年度から平成7年度までの3カ年にわたり実施してまいりました水田営農活性化対策事業にかわる事業でございます。平成8年度から平成10年度までの間、生産調整の円滑な実施を推進するとともに、水稲作や転作などを通じ望ましい経営体の育成を図りつつ、生産基盤の整備を図るものでございます。  4ページの7行目、営農条件整備共同利用機械整備事業補助金は、農業集団組織が共同利用機械を購入する際、県にあわせて市も補助するもので、栗崎機械利用組合ほか4団体のコンバイン等農業機械購入に対する補助金であります。その他の事業推進に対する事務費等もあわせて措置してございます。次の農業振興地域整備促進事業は、前年度と同様に農業振興地域の整備計画促進に係る経費の計上でございます。  その下の農業経営基盤強化促進対策事業は、農地流動化のために農地有効利用促進奨励交付事業補助金が主なもので、農地の貸し手と借り手に対しての補助金を計上したものでございます。  次の農業近代化資金等利子補給事業は、農業近代化施設整備に係る利子補給といたしまして所要の経費の計上でございます。また、前年度に引き続きまして、認定農業者が行う施設整備に係る農業経営基盤強化資金の利子補給金を計上いたしました。家庭菜園教室推進事業につきましては、市街化区域内の遊休農地を利用した家庭菜園運営に係る経費の計上でございます。  次の5ページ、4目農作物養蚕対策費の一般経費でございますが、営農集団育成のための営農機械化集団育成対策事業補助金、市水稲病虫害防除協議会補助金等を計上いたしました。また、米麦大規模共同利用施設整備増強事業補助金 1,500万円は、東部カントリーエレベーターの乾燥もみすり設備の増強工事に対する補助金の計上でございます。次の市産ブランド米推進事業補助金 105万円は、新食糧法の施行に伴います米の生産地間競争に対応するため、本市産のブランド米として、低農薬、有機栽培のゴロピカリ産地の確立を図るため、試験栽培経費に対して補助するものでございます。  6ページの養蚕振興事業では、良質繭生産対策事業補助金52万 3,000円のほか、新たに養蚕機能強化施設整備事業補助金として養蚕組合の機械等導入する経費に対しての補助 133万 3,000円を計上いたしました。  野菜振興事業の「群馬の野菜2001」生産対策事業補助金につきましては、軟弱野菜生産の省力化機械整備事業に対する補助でございます。桑園後作振興対策推進事業補助金は、遊休桑園を利用した野菜等の作付を推進するための桑の抜根経費に対する補助金を新たに計上したものでございます。畑作総合振興事業のうち「色あざやか群馬の花」総合振興事業補助金は、花栽培の低コスト化と安定大量生産に必要な施設整備として、栽培ハウスとかん水施設整備に対する補助でございます。麦稈焼却防止対策事業につきましては、麦わらの焼却を防止するために大型麦稈モデル地区促進対策事業補助金等の計上でございます。  その下の農業農村活性化農業構造改善事業のうち、ふれあいの里整備事業補助金 3,060万円につきましては、市農協の農産物直売所整備と推進事業に係る補助金でございます。  次の7ページ、5目畜産業費の一般経費では、酪農家が休日を確保するためヘルパー組合を利用する場合、利用料金の一部を補助する酪農ヘルパー利用促進事業補助金 123万 2,000円、畜産に起因する臭気の発生やハエ等の飛散を防止するため畜産環境対策事業補助金 100万円を計上してございます。そのほか、食肉処理場特別会計繰出金 2,219万 9,000円のほか、必要な経費を計上してございます。  8ページの畜産共進会事業では、家畜の品質改良として優良種畜の増殖等を図るための畜産共進会を開催する経費の計上でございます。育成乳牛放牧事業、優良種畜導入貸付あっせん事業につきましては、それぞれ所要の経費の計上でございます。  次の6目農地費は、農地基盤整備等の経費の計上でございます。一般経費は、群馬用水の土地改良事業負担金、県営天狗岩堰土地改良事業負担金、県営ため池等整備事業(八幡堰)負担金、1枚おめくりいただきまして、県営長野堰(二段締切)土地改良事業補助金などの計上でございます。昭和60年度から始まりました農業集落排水事業特別会計繰出金は 6,575万 6,000円の計上でございます。団体営かんがい排水事業は平成4年度からの事業でございます。大類地区52ヘクタールのかんがい排水のため、天田堰を改修する事業でございまして、平成5年度から本格的な工事となり、本年度は引き続き転倒ゲート工事を実施する予定でございます。小規模土地改良事業は、上滝町水路ほか8水路の改修整備、それに浜川町水路ほか4水路の防護の設置を予定しております。  団体営土地改良総合整備事業は、下大島、町屋地区で平成6年度から始まりましたほ場整備事業に対する補助金 1,370万 4,000円でございます。平成6年度から平成10年度までの5カ年事業の総事業費4億 8,020万円のうち、市の交付基準に基づく額を翌年度に補助するものでございます。  融資単独事業は、浜川D−1267号線ほか11路線の農道整備を予定しております。融資単独事業は大分進捗しておりますので、元利補給金を除きますと前年よりも約1億円減額して計上しております。なお、土地改良事業資金元利補給金として予算書の第3表につき債務負担行為の御議決をお願いしております。  10ページ、農業用道水路整備事業は、農業土木と言われている市の単独事業でございます。小規模ほ場整備事業は、平成5年度から平成7年度で行っている長野堰(南大類町村南地区)の小規模土地改良事業に対する補助金でございます。土地改良施設維持管理適正化事業は、土地改良施設改修工事と事業費拠出負担金の計上でございます。  次の7目の地籍調査費は、下斉田町の 0.2平方キロメートルを中心に調査する経費でございます。  次は13ページの2項林業費でございます。1目林業振興費の一般経費では、グリーンボランティア促進事業といたしまして、市民による植林や森林教室などの経費を新たに計上してございます。また、県の治山工事に対する負担金として、しいたけ生産施設等の整備事業に対して補助を行う山の幸・里づくり推進事業補助金も計上いたしました。  林道整備事業は、乗附線、上乗附線等の改良工事費などを計上いたしました。森林病害虫等防除事業は、松くい虫の防除を行うための消毒薬散布等の経費の計上をいたしました。  1枚おめくりください。次の7款商工費に入ります。1項商工費1目商工総務費は、商工部の職員の人件費と、学校卒業後、市内の中小企業に初めて就職しようとする人に対する就職奨励祝金のほか、商工会議所等の事業推進費補助金等が計上してあります。  2目商業振興費の一般経費では、2ページには中心商店街通行量等動向調査の経費のほか、中ほどの総合卸売市場開設記念事業補助金 100万円がありますが、これは2年に1度、秋に市場を1日開放して実施する開設記念事業に対する補助金でございます。その下の商店街環境施設整備事業補助金 2,733万 5,000円は、商店街の街路灯設置や電気料に対する補助でございます。本年度は街路灯設置費の補助限度額と電気料の補助率を引き上げるとともに、街路灯の修理についても新たに補助対象とするよう措置いたしました。また、民間駐車場設置奨励補助金・設置資金利子補給金や総合卸売市場の施設改良補助金についても計上してございます。  新規といたしましては、商店街が活性化のため実施する街かどコンサート事業補助金として70万円、それに若手経営者の自主研究事業に対する補助金として70万円計上いたしました。  繁昌店づくり総合指導事業から、3ページの貨物ターミナル整備推進事業までは、それぞれ所要の経費の計上でございます。  次の繁昌店舗奨励事業は、新規事業でございます。個店の活力アップを図るためアンケート調査を実施し、推薦の多い商店の表彰の経費を計上してございます。  次に、4ページの3目工業振興費の一般経費でございます。工業振興課の事務経費等を計上してございます。工業振興懇話会開催事業から高度情報化機械導入資金補給事業までは、それぞれ所要の経費の計上でございます。  一番下の二重丸の中小企業(受注)振興事業の中小企業振興協議会補助金 230万円は、運営費補助金30万円に加え、中小企業の受注機会拡大を図るための受注企業ガイド作成経費補助として新たに 200万円計上しております。  次の5ページの優良中小企業表彰事業からは、中小企業振興や工業振興のための経費の計上でございます。  次の6ページの4目金融費では、制度融資に係る経費の計上でございます。前年度と比較しますと、予算額では 7,561万 5,000円の増加をしております。景気動向に配慮し、中小企業近代化促進資金と中小企業特別対策資金預託金のうち緊急対策資金の融資利率を引き下げるよう措置いたしました。中小企業の経営の安定を図るため金融面からの支援、充実を図るものでございます。  次が9ページ、5目の観光費でございます。一般経費の観光振興事業委託料 2,553万 2,000円は、高崎観光協会に対するさまざまな観光振興事業に対する委託料でございます。中ほどにございます山車観光パンフレット作成委託料は、高崎市の山車の概要や必要な歴史などを紹介したパンフレットを作成するものでございます。山車出場補助金、高崎まつり補助金についても例年のとおりの計上でございます。  観光宣伝事業では、引き続き東京駅、上野駅、高崎駅等に観光宣伝板設置のための経費の計上でございます。  8ページの観音山周辺整備事業では、白衣大観音尾根と染料植物園側尾根との谷間に吊橋を建設するため、工事費 8,100万円が計上してございます。総事業約2億 8,100万円で、平成8年から平成9年度事業のうち、平成8年度分の下部工事分を計上いたしました。吊橋遊歩道造成工事 3,800万円につきましては、保安林解除に時間を費やしたため前年度に引き続きの計上となってございます。  次の6目計量費につきましては、計量関係の事務経費と県計量検査協会事業補助金などの計上でございます。  次は9ページでございます。9ページ、7目情報調査費では、二つ目の二重丸の産業活性化研究事業は、前年度までの先端技術・新サービス産業研究事業の名称を変更したものでございます。本市産業の活性化対策を研究しようとするものでございます。情報データサービス構築事業は、民間の情報データサービス会社とオンライン契約を結び、各種情報収集するとともに、資料として提供を行うための経費の計上でございます。  施策ガイドブック作成事業と、その下の労働環境実態調査事業は新規事業でございます。中小企業支援のため、県や市等における中小業施策や制度を解説したガイドブックの作成経費と、市内の事業所約 3,000社を対象とした労働条件等のアンケート調査の経費の計上でございます。以上で7款を終わります。  次に、8款土木費をお開き願いたいと存じます。8款の土木費でございます。1ページ、1項土木管理費1目の土木総務費では、建設部管理課、建築住宅課の職員人件費と一般の事務経費、それに道路台帳の加除修正委託の経費等の計上でございます。一番下の道路愛称事業は、昨年に引き続いての事業でございます。道路愛称表示板を設置する工事 1,300万円を計上してございます。  下のページ、2目建築指導費につきましては、都市計画部建築指導課職員の人件費と建築基準法に基づく建築確認受理等の事務経費の計上でございます。  2枚めくっていただきまして、5ページの2項道路橋りょう費1目の道路橋りょう総務費では、土木課と補修課の職員人件費、それに道路橋りょうの維持管理経費、烏川側道橋、榛名町道建設に係る寄附金等を計上してございます。  また、6ページには補修課機械車両の買いかえ等に要する経費を計上しておりますが、本年度は土砂運搬のダンプ購入を予定しております。  2目の道路橋りょう維持費は、道路橋りょう等補修工事費でございます。  次の3目の道路橋りょう新設改良費は、従来と同様道路整備事業、次の7ページの用排水路整備事業、県費補助事業、河川整備事業の4事業に区分して計上しております。県費補助事業の一番上の文化財発掘調査委託料 1,200万円は、北関東自動車道建設の側道整備のため県の補助を受けて調査するものでございます。  8ページ、4目の地方道等改修事業費でございます。まず道路では、継続事業といたしまして下里見町屋線道路改良事業、貝沢萩原線道路改良事業、下小鳥大八木線舗装補修事業、G20号線(萩原町)道路改良事業費を計上いたしました。新規事業といたしましては、寺尾町に建設中の県立大規模公園へのアクセス道路と群馬ファミリーパーク通り線道路改築事業と寺尾公園橋(仮称)道路改築事業を新しく設け、設計委託料 3,590万円と 3,380万円をそれぞれ計上してございます。準用河川では、継続の大応寺川改修事業、天神堀川改修事業費を計上いたしました。  9ページの5目の環境改善事業費につきましては、1路線の道路整備を計画しております。  10ページでございます。6目の交通安全施設整備事業費では、主に交通安全対策特別交付金を財源とする事業費の計上で、自発光式点滅鋲、セーフティブライトなどの整備費を増額して措置しております。
     次は11ページの3項都市計画費1目の都市計画総務費でございます。一般経費では都市計画部職員と開発部職員の人件費を、都市計画課経費では都市計画決定予定地区の調査等を行う都市施設計画調査委託料 3,145万円、駐車場案内システム補修工事 1,000万円、都市計画事業特別融資資金預託金1億 5,856万 7,000円等を計上し、12ページの都市再開発課経費では、都市整備公社貸付金10億 4,900万円などの計上でございます。  都市景観形成事業では、都市景観条例施行に伴う所要の経費の計上でございます。高崎操車場周辺整備事業は、旧操車場周辺の区画整理事業の地区を確定するための地区界測量等の経費 2,300万円などを計上してあります。  次の駐車場事業は、市営駐車場の管理業務の委託料のほか、駐車場事業特別会計への繰出金1億 145万 4,000円を計上してございます。  次の城址地下駐車場事業は、県営城址地下駐車場に係る経費でございまして、管理運営経費として 3,894万 3,000円、県負担金として 6,503万 3,000円の計上でございます。県負担金は平成8年度における駐車場料金収入が管理運営経費及び元利償還金に対してこの額が不足しますので、その不足する額を県に支出するものでございます。  その下の都市計画基礎調査事業は、都市計画法、建築基準法等の改正に伴う所要の経費の計上でございます。  13ページの2目の土地区画整理清算事務費は、平成3年度で終了いたしました六郷・北部第三土地区画整理の清算関係経費でございます。これ以降のところにつきましては、別冊にお配りいたしました予算に関するその他の説明書21ページから25ページに明細を記載しておりますので、そちらをあわせてごらんいただきたいと思います。したがいまして、ここでは細部についての説明は省略させていただきたいと思います。  3目の城東土地区画整理事業費は、保留地対応分事業分が2億 3,394万 5,000円で、そして単独事業費で 8,611万円の計上でございます。  1枚めくっていただきまして、次の15ページ、4目高崎駅西口周辺土地区画整理事業費は、補助事業費で7億 3,100万円、単独事業では2億 443万 9,000円を計上してございますが、内容は区画道路の築造や電線類地中化工事、物件移転補償などでございます。  その下の16ページ、5目城址周辺土地区画整理事業費でございますが、補助対象事業費が2億 7,200万円、単独事業費は1億 6,280万 9,000円の計上でございます。  1枚めくっていただきまして、次の17ページの6目石原東土地区画整理事業費は、保留地対応分事業費のみ1億 7,770万 9,000円を計上してございます。  次の7目高崎駅東口周辺第二土地区画整理事業費は、補助事業で7億 4,700万円、単独事業費3億 650万 8,000円の計上でございます。  次に、19ページの8目倉賀野西土地区画整理事業費は、補助対象事業費 8,100万円、保留地対応分事業費 5,127万 4,000円、そして単独事業費が1億 807万 3,000円となっております。  次の20ページ、9目の高崎駅西口線周辺土地区画整理事業費は、補助対象事業費2億 9,900万円、単独事業費 1,331万 5,000円の計上でございます。  1枚めくっていただきまして、次の21ページの10目倉賀野駅北土地区画整理事業費は、補助対象事業費で 2,600万円、単独事業費 279万 2,000円の計上でございます。  次は11目の土地区画整理推進費でございます。一般経費の中では、浜尻北地区ほか3地区の調査等委託料と、22ページの4行目には組合施行の事業で新保・日高土地区画整理事業費に対する負担金を計上してございます。ほかに継続事業といたしまして東口第三土地区画整理事業と高崎公園周辺土地区画整理事業の2事業を計上してございます。  次の12目市街地再開発事業費でございますが、一般経費では各事業の事務費をまとめてここに計上してございます。次の高崎駅東口第四地区市街地再開発事業から、23ページにかけまして各事業の補助金を計上してあります。そのうち22ページの高崎駅東口第四地区市街地再開発事業と高崎駅西口旭町西地区市街地再開発事業につきましては、平成8年度で事業が完成する見込みでございます。  23ページの三つ目の二重丸、まちなみデザイン推進事業というのがございます。これは良好なまちなみの形成を推進するため、再開発を考えていこうという地区にその研究経費を補助するもので、中央通り線周辺地区を予定しております。  次の13目街路事業費も、それぞれの事業の明細につきましては別冊の予算に関するその他の説明書に記載してありますので、そちらをごらんいただきたいと存じます。  街路運営経費は、各事業の事務経費をまとめてここに計上してございます。  24ページの南八幡京ケ島線街路事業でございますが、街路運営経費に含まれております事務経費も合わせまして補助事業費3億 3,300万円で、この中には南八幡京ケ島線とJR高崎線の立体交差の事業費も含まれております。  次の旭栄町線街路事業、高前幹線街路事業、高崎駅連雀町線街路事業までは新規の事業でございます。まず、旭栄町線街路事業は単独費でございまして、旭町ガード下の道路拡幅のための設計委託料でございます。高前幹線街路事業は補助事業で 5,000万円で、競馬場通り線から高崎操車場周辺整備地区境までの 530メートルの区間を事業化するものでございます。高崎駅連雀町線街路事業は補助事業費で 5,000万円でございます。現在の慈光通りの歩道整備を平成8年度、平成9年度の2カ年事業で行うものでございます。  次の飯塚並榎線街路事業は継続事業で1億円、下中居矢中線街路事業は 9,800万円、宿横手大沢線街路事業は4億 1,100万円、次の25ページの北高崎駅自転車駐車場整備事業は、1億 5,900万円の計上で、年度内の完成見込みでございます。  その次から県の街路事業となりますが、高崎前橋線(県道分)街路事業、大手前石原線ほか1線(県道分)街路事業、高崎駅観音山線(県道分)街路事業は県への事業負担金、高崎渋川線(県道分)街路事業、高崎駅東口線(県道分)街路事業は県からの受託事業経費と県への事業負担金を計上してございます。  次は、26ページの14目土地対策費でございますが、土地利用計画法の施行に伴う事務費でございます。  その下の15目公共下水道費は、32億 7,033万 7,000円の計上でございます。昨年度に比べまして1億 476万円の増額計上になっています。下水道の整備を積極的に進めようとするものでございます。  次は16目の公園管理費でございます。1枚めくっていただきまして、ここでは公園の維持管理補修に要する経費の計上でございますが、体育・公園施設管理公社委託料 3,602万 7,000円、八幡霊園管理委託料 7,900万円などを計上しております。  27ページ中ほどにあります公園等遊具点検委託料は、児童公園等の遊具の故障による事故を未然に防止するため、遊具の点検を行う経費でございます。  3行下に烏川2号緑地石原エリア用地借上料 750万円がございます。これは烏川2号緑地のうち城南大橋上流烏川右岸石原エリアを整備するため用地を借り上げるものでございます。そのうち8ヘクタールにつきましては、県企業局が建設を予定しておりますケイマンゴルフ場用地として貸し付ける予定でございます。その下の河川用地占用料 384万 6,000円は、高崎市民ゴルフ場並びに烏川2号緑地のケイマンゴルフ場分の烏川河川用地占用料で、これにつきましては全額リバーパーク株式会社及び群馬県企業局の負担ということで歳入予算に同額を計上してございます。下から4行目の公園砂場抗菌砂入替工事は、昨年に引き続き児童公園等の砂場の砂を殺菌効果のある砂に入れかえる経費でございます。  次の28ページ、染料植物園運営事業は、染料植物園の管理運営経費でございます。市民各層に対して染色講習会や染め織物の企画展などの事業の経費も合わせまして 6,621万 2,000円の計上でございます。  1枚めくっていただきまして、29ページでございます。17目の公園建設費でございます。まず、染料植物園の関係でございますが、染料植物を屋外に植栽する染料植物生態園実施設計委託料として 500万円、温室と入園者の休憩所の建設及び屋外染料植物生態園建設工事として2億 7,300万円を計上いたしました。下から5行目の浜川運動公園改修工事は、北陸新幹線建設工事でございまして、2億 4,759万 5,000円の計上でございます。この経費は全額が日本鉄道建設公団の負担となりますので、歳入予算に同額計上してございます。一番下の用地買収費4億 2,299万 8,000円は、八幡霊園の墓所用地を土地開発公社から買い戻す分 3,400万円と、高崎市民ゴルフ場用地を土地開発基金から買い戻す分3億 8,899万 8,000円でございます。そのほか、児童公園整備などの経費についても計上いたしました。  次の18目緑化費は、緑化推進に係る経費の計上でございます。上から4行目の緑の基本計画策定委託料 1,350万円は、都市緑化保全法が改正されまして、緑に関する総合的な計画策定が法的に位置づけられたことに伴うものでございます。平成9年度までの2カ年で策定する予定でございますので、別に予算書第3表において債務負担行為としてお願いしてございます。  次に、31ページの19目アメリカシロヒトリ防除費は、防除等委託料等の経費を計上してございます。  次は、33ページの4項住宅費でございます。1目の住宅管理費の一般経費では、市営住宅の管理のための職員人件費と管理委託料、それに各種の整備工事2億 1,000万円などが主なものでございます。特定優良賃貸住宅事業は、共同施設整備補助金1億 536万 4,000円と住宅家賃補助金 6,878万 2,000円を計上いたしました。  新規といたしまして、一番下に特定目的借上公共賃貸住宅建設費等補助金 3,036万 6,000円を計上してございます。これは、高崎経済大学の学部増などに伴う外国人留学生を受け入れるための住宅建設に対する補助でございます。2カ所、50戸を予定しています。  34ページ、市営住宅団地共同施設整備事業は、敷金の利子充当事業でございます。399万 8,000円の計上でございます。  次の2目の住宅建設費は、説明欄の大きな括弧内でございます団地の建設事業費でございます。稲荷団地では平成7年度と平成8年度の2カ年事業で12戸、中豊岡団地は平成8年度、平成9年度で35戸、上小塙団地も平成8年度、平成9年度で30戸、合わせて延べ77戸を建設する予定でございます。なお、中豊岡、上小塙団地建設事業は、別に予算書におきまして第3表債務負担行為をお願いしてございます。  次に、9款をお開き願いたいと思います。9款消防費1項消防費でございます。1目の常備消防費は、高崎市等広域消防組合の所要経費に充てるための負担金でございます。この負担金算出の計算基礎は、普通交付税の算定に用いる消防費に係る基準財政需要額の伸びを 3.5%と見て算出した額の85%の割合によるものでございます。  2目の非常備消防費は、消防団員の報酬や消防団の運営経費が主なものでございます。団員報酬及び一番下の消防団活性化対策補助金、2ページの1行目の消防団運営交付金などを増額計上いたしました。下から2行目の婦人消防協力会補助金は、制服購入費補助として新たに計上したものでございます。  2ページ、3目の消防施設費は、滝川地区第19分団のコミュニティ消防センター建設に係る工事費 7,650万円及び用地買収費 2,238万円を計上してございます。防火水槽設置工事ほか5カ所を予定しています。中ほどの消防本部・高崎中央消防署庁舎建設用地買収費は、債務負担行為に基づくもので、9年次目の用地買収費でございます。消防自動車購入費につきましては、第16・第19分団の2台の入れかえでございます。小型動力ポンプの購入は、住宅密集地での火災に備えて新たに購入するものでございます。そのほかは消火栓の設置、修理の負担金の計上でございます。  4目の水防費でございますが、河川情報収集用機器借上料が主なものでございます。  次の9款3ページをごらんいただきたいと思います。5目の災害対策費では、中ほどに地震等の災害に備え避難所となっている小・中学校の体育館や校舎、それに音楽センター等の耐震診断を実施するための経費として 3,000万円、耐震性貯水槽を倉賀野小学校の校庭に設置する工事費 3,600万円を計上いたしました。そのほか、避難場所標示板設置工事費や自主防災組織設置補助金、自主防災訓練活動費補助金について計上しております。次に、防災訓練事業は、地震災害を想定した防災訓練を新たに行うものでございます。  次は10款の教育費でございます。10款教育費の1項教育総務費1目の教育委員会費は教育委員4人の報酬のほか、教育委員会の運営のための所要経費の計上でございます。  2目の事務局費は、教育委員会の庶務課、学校教育課、教育研究所の職員人件費と一般事務経費が主なものでございます。一般経費の上から4行目の学校開放パソコン教室講師謝金は新規で、学校開放の一環として学校のコンピューター教室で市民パソコン講座を行うものでございます。高崎市等広域市町村圏振興整備組合負担金は、西毛総合運動公園、臨海学校、西毛野外教育センター等に係る本市分の負担金でございます。  次は2ページでございます。3目の学校教育費は、学校教育の振興と指導に要する経費でございます。学校教育振興事業では、学校適正化配置審議会委員報酬、学校五日制指導員報償金、移動音楽教室に関する経費、プラネタリウム学習経費などの計上でございます。  1枚めくっていただきまして、6行目の中学生海外派遣等補助金は、アメリカ、ピッツバーグ市へ16人を派遣する経費と、バトルクリーク市から中学生10人を受け入れる経費に対するものでございます。奨学資金貸付金につきましては、平成8年度の新規申し込み分から貸付金を 2,000円アップいたしまして月額1万 6,000円にし、高校生の就学を支援するよう措置いたしました。  次は、学校教育指導事業でございますが、ここでは教科書等指導委員報酬、楽器演奏指導講師謝金、帰国子女言語・生活指導ボランティア派遣謝金、各種研修会や研究指定委託の経費、平和教育の推進を図るための経費を計上したほか、外国人の学校との文化交流委託料や進路指導充実のための進路のしおりの編集委託料、福祉教育推進の一環としての老人保健福祉教育指導手引書編集委託料、自然教室推進事業祖補助金、学校五日制推進活動補助金などの計上でございます。  4ページの教育力向上対策事業につきましては、学力の向上や生涯教育の推進を図るための研究及び家庭への啓発を行う所要の経費でございます。  次に、英語教育指導事業でございます。平成8年度も18人の外国人英語指導助手を招致いたしまして、英語教育、国際理解教育の向上を図るものでございます。  5ページ、4目教育研究所費では、高崎市教育史・人物編編さんのための経費や教育指導相談の経費、総合教育センター構想の検討経費などでございます。  6ページの適応指導教室事業は、平成5年度から平成7年度までの3カ年、県の委託事業として実施してまいりました登校拒否児童・生徒調査研究を新たに市の単独事業として計上したものでございます。年々増加しております登校拒否児童・生徒に対し、指導者、カウンセラーによる専門的な支援活動を行う経費でございます。  5目言語等指導教育費につきましては、適応指導教室と同様、言語、難聴、情緒障害に悩む子供に対し専門的な支援活動を行うための経費でございます。  7ページをお開きいただきたいと思います。2項の小学校費でございます。1目の学校管理費では、小学校の校務員、栄養士、給食技士、特学助手の人件費と、小学校32校の管理運営に要する経費でございます。児童数につきましては、昨年と比較しまして 430人の減、1万 5,106人となる見込みでございます。学級数は昨年と同じ 504学級の推計でございます。教育用消耗品、授業用等消耗品、備品につきましては児童1人当たりの3%のアップ、児童図書費につきましては児童1人当たりの単価を前年同額といたしました。また、印刷費につきましては学級当たりの単価は前年同額でございます。なお、小学校、中学校、高等学校、幼稚園及び養護学校の需用費並びに図書費の予算積算単価等につきましては、別冊の予算に関するその他の説明書の32ページに表にしてございますので、あわせてごらんいただきたいと思います。校舎耐震診断委託料は、今後大規模改造実施予定の校舎につきましては、あらかじめ診断を行っていくものでございます。  8ページの中ほどの保健室の冷暖房設備工事として、小学校16校分の工事費を計上してございます。平成7年度からの引き続きで、3カ年計画で小・中学校の全校に整備していく予定でございます。備品関係では、中ほどより少し下の教師用指導書等購入費1億 2,600万円は、平成8年度に小学校の教科書改訂がございますので、新しい教科書に沿った教師の指導書、指導資料などを買いそろえるものでございます。教育用テレビにつきましては、買いかえ87台分を計上いたしました。下から4行目の教育用パソコン等購入費 1,837万円は、導入計画の6年度目でございまして、1校当たり7台を4校に導入いたします。  次の9ページの2目の給食費でございます。単独方式による完全給食を実施するための給食室の維持管理や光熱水費等の経費でございます。  10ページの3目の教育振興費では、国庫補助対象である備品購入費や就学援助費等の扶助費の計上が主なものでございます。  次は4目の学校建設費でございます。東小学校屋内運動場増改築事業、滝川小学校屋内運動場増改築事業、11ページでございます、中川小学校校舎大規模改造事業、八幡小学校校舎大規模改造事業、木の教育研修施設整備事業、八幡小学校プール建設事業、南八幡小学校プール建設事業、西部八幡小学校給食室大規模改造事業の経費の計上でございます。  次は13ページをお開き願いたいと思います。3項は中学校費でございます。1目の学校管理費では、小学校と同様、校務員、栄養士、給食技士、特学助手の人件費と中学校16校の管理運営に要する経費の計上であります。本年度の生徒数は 8,064人で 171人の減、学級数は 234学級で2学級の減となる見込みでございます。教育用消耗品、授業用等備品につきましては、小学校と同様、生徒1人当たり3%のアップ、図書費の児童1人当たりの単価は前年度同額といたしました。印刷製本費につきましては、前年度とほぼ同額の計上となっています。下から7行目、教育用パソコン借上料は新規でございます。現在1校当たり21台設置されております教育用パソコンを更新し、台数も1校当たり42台に増設するものでございます。平成8年度は1校予定していますが、順次増設する予定でございます。一番下の部室改築工事は、高南中及び南八幡中の部室を改築するものでございます。そのほか、学校管理費は小学校と同様の考え方で措置いたしました。  15ページをお開き願いたいと思います。2目の給食費は、小学校と同様に単独校方式による完全給食を実施するための管理運営経費でございます。三層沈殿層の設置につきましては平成8年度全校の設置が終了いたしました。  3目の教育振興費は、小学校同様、教育備品、教材備品の購入、就学援助費等を計上いたしたものでございます。  次の16ページの4目は学校建設費でございます。塚沢中学校校舎大規模改造事業は平成8年度から平成10年度の3カ年計画でございます。  次は、17ページをお開きください。4項の高等学校費でございます。1目の学校管理費につきましては、教職員の人件費と学校運営のための経費でございます。中ほど、校歌等作成委託料は、校歌及び校章を作成する委託料でございます。下から7行目の教育型ネットワークシステム借上料は、平成7年度にパソコン教室を改造し最新機種のパソコン45台を購入したもののリース料でございます。  18ページの校舎等大規模改造事業は、校舎を人文科学、自然科学、社会科学、芸術、体育の5学系に即した教室に順次改造いたすものでございます。平成7年度からの3カ年計画でございます。平成8年度は主に音楽教室の整備を行います。  2目の教育振興費は、体育祭等行事賞賜金でございます。  次は、19ページをお開きください。5項の幼稚園費でございます。3歳児保育につきましては今年度で4年目となります。前年度同様、4園それぞれ1クラス分約20人の入園を予定しています。  1目の幼稚園管理費は、教職員の人件費と一般事務費、施設の維持管理経費でございます。  次の20ページの2目の給食費は、単独方式による完全給食のための経費でございます。  3目教育振興費では、幼稚園教育の振興に資するため就園の奨励援助を行うため所要の経費の計上でございます。  次は21ページの6項養護学校費でございます。1目の学校管理費は、養護学校職員の人件費と学校運営経費でございます。  22ページの2目の給食費は、単独方式による完全給食を行うための経費でございます。  3目の教育振興費は、養護学校の教材などの整備を図る経費でございます。  次は23ページをお願いいたします。7項社会教育費1目社会教育総務費でございます。一般経費の中では社会教育関係職員の人件費と小・中学校PTA、その他各種教育団体に対する補助金などの計上でございます。  視聴覚ライブラリー促進事業から24ページの高年齢者社会教育講師登録派遣事業につきましては、それぞれ所要額を計上したものでございます。  次の生涯学習推進事業は、生涯学習都市宣言を受け、生涯学習推進体制の整備充実と生涯学習の一層の推進を図るための経費の計上でございます。家庭教育地域交流事業は、家庭や地域の教育力向上を目指す事業でございます。  1枚めくっていただきまして、次は2目の文化財保護費でございます。最初の一般経費は、文化財保護に必要な一般的経費の計上でございます。日高遺跡整備事業でございますが、発掘関係経費、用地買収費、土地取得事業特別会計繰出金等を計上いたしました。  26ページの観音塚考古資料館運営事業は、運営経費と企画展に要する経費等を計上してございます。歴史民俗資料館運営事業は、運営経費等の計上でございます。歴史民俗資料館建設調査事業につきましては、前年度基本構想の策定を計画しておりましたが、その委託料が繰越明許となりましたので、事務費等を計上してございます。市内文化財所在調査事業は、市内所在の寺院、建造物等の調査を行い、文化財の保護を図ろうとするものでございます。  一番下の指定文化財保護事業は、1枚めくっていただきまして27ページでございます。老朽化した市指定文化財の説明板等を取りかえる標柱説明看板設置工事及び修復等を要する指定文化財に補助する文化財保護事業補助金の計上でございます。  市内遺跡発掘調査事業から、次のページの倉賀野条里遺跡発掘調査事業までの6事業は、開発に伴う発掘事業に要する経費等でございます。  山名古墳群整備調査事業は、次の29ページの一番上に、基本構想図作成委託料が計上してございます。埋蔵文化財展事業は、市内各所で実施した発掘調査の成果を中心といたしまして、遺物やパネル等を展示するための経費の計上でございます。  次の北新波砦史跡公園管理事業は、北新波砦史跡公園の管理を地元の保存協力会に委託する経費等でございます。遺跡詳細分布調査事業は、遺跡地図の作成等に要する経費を計上したものでございます。  30ページの3目公民館費の一般経費は、中央公民館及び地区公民館30館の運営費に要する経費でございます。  次の31ページ、上から2行目の地区公民館空調設備改修工事 2,210万円は、地区公民館の大講義室の冷房専用機を、冷暖房が可能な機種に改修を行うもので、2年計画の2年目とし未整備の6館分を計上いたしました。成人大学講座事業以降の各事業は、中央公民館と地区公民館が実施する事業でございまして、市民のニーズに対応した各種学級、講座等の開催経費でございます。  32ページの一番上、高崎を考える市民講座事業、地区公民館における図書貸し出しや読み聞かせ等図書活動促進事業、各地域の活性化のための地域おこしグループ活動促進事業等の経費の計上でございます。下から二つ目の事業、生涯学習ボランティア相談コーナー事業では、昨年に続き中央公民館においてボランティア相談コーナーを開設し、ボランティアの活動に関する情報の提供や相談体制の充実、整備を図るための経費の計上でございます。その下の地域課題等学習講座事業は、新しい事業でございます。地区公民館6館で地域に密着した課題について学習する経費でございます。  33ページ、地域文化活動推進事業は、前年度は2款総務費の文化振興費の中に計上していましたが、地区公民館を中心とした地域活動でございますので、この目に措置したものでございます。  次は、4目の図書館費でございますが、図書館の管理経費や図書の整理、図書購入費等の経費でございます。図書費は 9,000万円の計上でございます。  次は、34ページ、5目の青少年対策費でございます。青少年健全育成事業は、青少年課で所管する事業の一般的経費でございまして、子ども会育成団体連絡協議会や青少年健全育成推進委員会への補助金等を計上してございます。  35ページの2行目には市防犯協会の創立50周年記念式典、記念誌発行等に対する補助金を計上してございます。一番下の二重丸、青少年野外活動施設整備事業は、3カ年計画の最終年度でございます。36ページに土地造成等工事及び施設整備工事としてキャンプ場の管理棟、バンガロー棟などの建設経費を計上してございます。キャンプ場のオープンは平成9年5月の予定でございます。  次の少年少女サークル活動促進事業は、小・中学生を中心とする学校外活動の振興を図るための経費を計上してございます。  次は6目の青年センター費でございますが、青年センターの管理運営経費と、青年センターで行う青年教室に対する経費が主なものでございます。  次をめくっていただきまして39ページ、8項保健体育費でございます。1目保健体育総務費は、保健体育関係職員の人件費が主なものでございます。  2目の学校保健費の一般経費は、学校医、学校歯科医、学校薬剤師等、公立学校における健康管理医の報酬及び学校の保健衛生に係る経費を計上してございます。下から4行目に学校婦人科医の報酬を新たに計上いたしました。これは、中学校16校、養護学校、高等学校の計18校を対象に3校に1人ずつ、計6人の婦人科の学校医を配置し、思春期のさまざまな問題等の相談に応じようというものでございます。  次の40ページの中ほどの児童・生徒等健康管理対策事業は、児童・生徒の寄生虫検査委託料以下、各検査、検診委託料についての計上でございます。エイズ教育(性教育)推進地域事業は、国の指定は平成7年度で終了いたしましたが、これまでの研究の成果を踏まえ、引き続き学校におけるエイズ教育や家庭の啓発などを行う予定でございます。  次は3目の体育費でございます。一般経費では、1枚めくっていただきまして次の41ページ、市民体育大会開催委託料、プロ野球イースタンリーグ公式戦開催委託料など、従来と同様に計上してございます。また、中ほどの下、天津市サッカーチーム交流事業補助金、第4回を迎える高崎観音だるまマーチ開催補助金、日本選抜車椅子バスケットボール選手権大会開催補助金、ぐんま県民マラソン大会開催補助金等を計上してございます。学校体育施設開放事業から学校体育事業につきましては、それぞれ所要の額を計上してございます。  一番下の全国スポーツレクリエーション祭開催事業は、今年度は群馬県が開催県となるわけですが、本市は年齢別ソフトテニスの会場となります。11月2日から5日まで上並榎庭球場を会場として開催する予定でございます。  1枚めくっていただきまして、43ページをお願いします。4目体育施設費でございます。体育施設の管理運営を体育・公園施設管理公社に委託する事業と、各体育施設の整備費を計上してございます。体育施設の整備は、体育館事業といたしまして中央体育館の外壁塗装等工事 3,150万円、次のページの水泳場事業では城南プールサイド改修等工事 740万円、上並榎庭球場コート等補修工事 670万円等を予定しています。その他の施設事業では、上豊岡運動広場の管理棟等建設工事、浜川競技場の浄化槽改修工事等の計上でございます。  一番下の東南部運動公園(仮称)調査事業は、市の東南部に総合運動公園を整備するため調査費を計上してございます。  1枚めくっていただきたいと思います。次の5目交通教室費では、交通安全指導教育用のビデオ制作委託料、施設の補修工事、自転車等の購入費などを計上してございます。  次は47ページをお開きください。9項の経済大学費でございます。昨年12月に地域政策学部の設置が認可され、平成8年4月から開設の運びとなりましたので、従来の経済学部の運営とあわせまして地域政策学部に必要な運営経費及び地域政策学部の開設に伴う施設整備や設備整備の経費を措置いたしました。そのために項全体では8億 8,287万 7,000円の大幅な増となっております。  1目の学校管理費は、教職員の人件費と大学運営のための経費でございます。教職員数につきましては、平成7年度と比較いたしますと教員が16人増の69人、職員は5人増の48人となり、合計で 117人の予定でございます。  48ページの12行目、大学紹介ビデオ作製委託料 148万円は、留学生を募集するため英語版、中国語版のビデオを作製しPRをするものでございます。工事費でございますが、この目では植木の移植工事、三扇会館の冷房設備工事などの既存の施設整備を予定しております。  49ページをお願いいたします。2行目、産業組織心理学会開催補助金は、経済大学での開催を予定している全国大会に対する補助金でございます。3行目は、地域政策学部設置記念式典を開催するための補助金でございます。
     次の公開講座事業は大学の研究成果を市民に公開するもので、その次のリレー講座事業も市民の研究者らに講義を週1回リレー形式で進めるものでございます。講師謝金等の必要な経費の計上でございます。  2目教育振興費、教育振興事業では、教育実習を依頼する学校への謝金や学生クラブ活動補助金、学会交付金、教員学術振興奨励費等を計上いたしました。  50ページの3目の教室棟等建設費でございます。地域政策学部設置に伴う事務棟の増築と新教室の施設整備でございます。事務棟の増築は現在の事務棟の西側に約 1,290平方メートルを増築するもので、事務室、教授会室等の整備でございます。教室棟の建設は現在の9番教室を解体し、鉄筋コンクリート造7階建て、約 4,293平米の教室棟を建設するものでございます。平成9年、平成10年度の2カ年計画で、講義室を19教室及び学生控室等を整備するものでございます。今年度は設計委託料を計上するものでございます。そのほか、9番教室の解体工事と事務棟の増築工事等に伴いまして仮設の印刷室及び物置を借り上げる経費でございます。  4目附属図書館費は、図書館の管理運営に係る経費の計上でございます。図書費につきましては、新学部の図書を約 3,000冊購入いたしますので、 2,403万円の増となっております。  5目の附属産業研究所費は、市民開放講座の開催や研究報告書の発行経費を措置してございます。以上で教育費を終わります。  次は11款災害復旧費になります。1枚めくっていただきたいと思います。1ページの1項農林水産施設災害復旧費1目農林水産施設災害復旧費と、次をめくっていただきまして2項土木施設災害復旧費1目の土木施設災害復旧費でございますが、それぞれ存目でございます。  次は、12款の公債費をお開き願いたいと思います。12款の公債費では元金、利子と公債諸費の経費でございまして、平成8年度に返済すべき長期債の元利償還金と一時借入金の利子を計上したものでございます。  次は、13款予備費でございますが、予備費は2億 2,000万円の計上でございます。そのうち約1億 4,000万円は、給与改定について人事院勧告があった場合の所要額として1%分を留保しておくものでございます。残りの 8,000万円が通常の予備費となります。なお、人件費につきましては、歳出の各費目において昨年同様、給与改定分として1%を計上しております。したがいまして、給与改定分としまして2%留保してあるわけでございます。  以上で一般会計の説明を終わります。  次は特別会計に移らせていただきます。何枚かめくっていただきまして、青色で国民健康保険事業特別会計というのがございますが、その次の国保の3というところをお開きいただきたいと思います。  国保の3ページ、2歳入からでございます。1款国民健康保険税1項国民健康保険税では、予算基礎を被保険者数7万 2,400人、平均世帯数3万 6,300世帯として積算いたしました。この国保税は平成7年度の本算定に対しまして所得割の課税標準額 0.7%増、固定資産税5%増を見込みまして現行税率で積算してございます。一般被保険者分として46億 3,247万 3,000円、退職被保険者分といたしまして6億 9,559万 5,000円の計上でございます。なお、国民健康保険税の納期につきましては、本年度から仮算定を廃止しまして4月から3月までの12期納付が7月から3月までの9期納期に変更になります。  次のページをお開き願いたいと思います。5ページの上の方の2款使用料及び手数料は存目でございます。  その下の3款国庫支出金でございますが、1項の国庫負担金は事務費と療養給付費等の負担金を計上してございます。  次は、6ページの2項国庫補助金でございます。1目財政調整交付金は、1節普通調整交付金で2億 5,000万円、2節の特別調整交付金はレセプト点検、その他事情分として1億 8,491万 8,000円を見込んで計上いたしました。  4款の療養給付費交付金は、退職者医療に係る被用者保険の保険者が支払基金へ納付する拠出金からの交付金でございます。  下のページの5款県支出金でございます。1項の県補助金につきましては、人間ドックの検診費の補助金と国庫支出金の減額されたところによる福祉医療の療養給付費に係る補てん分でございます。  6款共同事業交付金でございます。これは高額医療共同事業の交付金でございます。  次は7款の財産収入で、国民健康保険基金から生ずる利子 769万 5,000円を計上してございます。  めくっていただきまして、次は8款の繰入金でございます。1項保険基盤安定繰入金1目の保険基盤安定繰入金は、保険税の6割、4割軽減世帯に対する軽減額について、国が 100分の9、県が4分の1、市が残額を負担するものでございます。これら国・県からの補助金は一般会計の歳入となるため、一般会計を一たん通し、それに市負担分を加えてこの会計に繰り入れるものでございます。  次の、2項の一般会計繰入金は、一昨年度ルール化した基準により算定したものでございます。内容につきましては一般会計で申し上げましたので、省略させていただきます。  続きまして、その下の3項基金繰入金1目の国民健康保険基金繰入金は8億 8,486万 5,000円を見込んでおります。これを繰り入れますと平成8年度末における基金の額は、5億 1,800万円程度になる見込みでございます。  9ページ、9款の繰越金は、平成7年度基金取り崩しを予定しておりますので、存目としてございます。  10款諸収入1項の延滞金・加算金及び過料は、それぞれ前年度と同額の計上でございます。  次は、10ページをお開き願いたいと思います。2項の市預金利子は20万円の計上でございます。  次の3項の雑入につきましては、前年度と同様でございます。  以上で歳入を終わりまして、次に歳出の御説明を申し上げますので、12ページをお開き願いたいと思います。  3歳出で1款総務費1項の総務管理費では国保関係職員の人件費と事務費等の経常経費でございます。  2目の連合会負担金の説明欄の一番下に第三者納付金とございますのは、交通事故に係る第三者損害賠償請求事務について、国民健康保険団体連合会に委託するための負担金でございます。  次のページをおめくりください。14ページの2項徴税費は、保険税の賦課徴収のための事務経費でございます。  次は15ページになりますが、3項の運営協議会費は国保の運営協議会経費でございます。  次の16ページをお願いいたします。2款保険給付費の1項療養諸費でございますが、療養給付費につきましては、平成7年度の決算見込みに対し一般被保険者分は4%、退職被保険者分は3%の伸びを見込んで計上したものでございます。また、療養費は平成7年度の決算見込みに対し一般被保険者分に対しましては同額、退職被保険者につきましては5%の伸びを見込んでおります。  18ページの2項の高額療養費につきましては、平成7年度の決算見込みに対し、一般被保険者分は5%の伸び、退職被保険者分は同額と見込んで計上してございます。  次の19ページ、3項移送費でございます。これは疾病や負傷により入院治療を必要としたり、病院等を変えなければならない場合に病院まで歩いて行けない、あるいは歩行が著しく困難な場合に旅費等を支給するための経費の計上でございます。一般被保険者分で50万円、退職被保険者分で30万円の昨年と同額の計上でございます。  20ページをお願いいたします。4項出産育児諸費は、1件当たり33万円で 420万円を見込んで1億 3,860万円を計上いたしました。  5項の葬祭諸費は、1件7万円で 960件分を計上、積算してございます。  21ページの3款の老人保健拠出金は、老人保健の医療費、事業費及び事務費についての拠出金でございます。それぞれ、概算の医療費拠出金等に基づく積算を行い計上したものでございます。なお、2目の老人保健事業費拠出金につきましては、昨年度からの目でございまして、社会保険診療報酬支払基金が行う老人保健施設事業などに対する拠出金でございます。  次は、22ページの4款共同事業拠出金ですが、これは高額療養費の共同事業医療費拠出金と退職者の年金受給権者一覧表作成経費負担金でございます。  次に、23ページの5款保健事業費1項保健事業費でございます。1目の保健衛生普及費は、医療費の被保険者あての通知経費及び国民健康保険表彰式記念品の経費でございます。昨年より保養施設利用補助制度を新設いたしまして実績が伸びておりますので、 700人分、 210万円を計上してございます。  2目の疾病予防費は、被保険者の人間ドック検診 200人を予定しています。  次に、24ページの6款の基金積立金は、歳入と同額の 769万 5,000円の計上でございます。  7款の公債費は前年同様でございます。  26ページの8款諸支出金は、保険税の還付金及び還付加算金をそれぞれ計上いたしました。  次の27ページ、9款の予備費でございますが、前年度と同額の1億円を計上してございます。  以上で国保会計を終わらせていただきまして、次は老人保健特別会計でございます。老人保健をお開き願いたいと思います。  2ページの2歳入から申し上げます。1款支払基金交付金1項支払基金交付金の1目医療費交付金でございますが、これは医療給付費と医療費支給費の70%が収入になります。ただし、平成4年の1月から老人保健施設療養費や介護体制の整った老人病院の入院費などの場合は、12分の6が収入になります。これらを積算して計上したものでございます。  2目の審査支払手数料交付金は、歳出の審査支払手数料の全額が入ってまいりますので、その計上でございます。  2款の国庫支出金の1項国庫負担金でございますが、これは医療給付費と医療費支給費の20%が国から入ってまいります。ただし、老人保健施設療養費や介護体制の整った老人病院の入院費などの場合は、12分の4が入ってまいります。  3ページの2項の国庫補助金は、レセプト縦覧点検事業等の医療費適正化対策事業に対する国庫補助金でございます。  次は3款の県支出金でございますが、1項の県負担金は医療給付費と医療費支給費の5%相当額の収入でございます。ただし、老人保健施設療養費や介護体制の整った老人病院の入院費などの場合は、12分の1が入ってまいります。  4ページをお願いいたします。4款の繰入金でございます。これは市の負担の5%と12分の1相当額に事務費と合わせて一般会計から繰り入れるものでございます。  5款の繰越金は存目でございます。  6款の諸収入は、5ページ、2項の預金利子で11万円計上したほか、存目でございます。  次に、6ページをお願いいたします。3歳出でございます。1款の総務費でございます。これは一般事務経費の計上でございます。一番下に第三者納付事務負担金がございますが、これは国保会計と同じ内容でございます。  2款の医療諸費につきましては、平成7年度の決算見込みに医療給付費では 4.6%の伸びを見込んでおります。  2目の医療費支給費につきましては4%の増でございます。  次は8ページをお願いいたします。3款の諸支出金は存目でございます。  4款の公債費は、一時借入金の利子20万円の計上でございます。  次は5款の予備費でございますが、前年度と同じ50万円の計上でございます。  以上が老人保健特別会計でございます。  次は、住宅新築資金等貸付事業特別会計をお願いします。住宅の2ページをお開きください。2ページが歳入でございます。  1款国庫支出金1項の国庫補助金でございますが、1目の住宅新築資金貸付資金国庫補助金につきましては1件 720万円で3件分の補助金、2目の住宅改修資金貸付資金国庫補助金につきましては1件 430万円の2件分に対する補助金、3目の宅地取得資金貸付資金国庫補助金につきましては1件 550万円の3件分に対する補助金でございまして、いずれも4分の1の補助率による計算でございます。  次は2款県支出金1項県補助金でございますが、これは前年度の貸付額について市債金利が一定の率以上の場合は県の補助があるものということで、平成7年度の借入利率は3.15%程度と一定の率以下になると見込まれますので、存目の計上でございます。  3款償還金でございますが、これは今まで資金の貸し付けをいたしましたものの元利償還金でございます。  次の4款繰入金は、一般会計からの繰入金で 3,552万 8,000円でございます。  4ページ、5款繰越金と6款の諸収入は、いずれも存目でございます。  その下の7款市債でございますが、 3,490万円の計上でございます。  次は、6ページの3歳出でございます。1款総務費は貸し付けに要する事務費の計上でございます。  2款事業費の1項住宅新築資金貸付事業費は3件分、2,160万円の計上でございます。  次の8ページの2項住宅改修資金貸付事業費では2件分、 860万円の計上でございます。  3項宅地取得資金貸付事業費は3件分、1,650万円をそれぞれ計上いたしました。  次のページの3款公債費は、元利償還金1億 5,446万 3,000円の計上でございます。  4款の予備費は、50万円の計上でございます。  以上で住宅新築資金等貸付事業特別会計を終わり、引き続き食肉処理場特別会計をお開き願いたいと思います。食肉の2ページ、歳入のところでございます。  まず、1款事業収入は、食肉処理場の使用料と冷蔵庫の使用料で、昨年の実績を勘案して計上してございます。  2款の寄附金は存目でございます。  3款の繰入金は、処理場運営経費と事業収入との不足分を一般会計から 2,219万 9,000円を繰り入れるものでございます。  4款の繰越金、5款の諸収入は存目でございます。  次は4ページの歳出をお願いいたします。歳出でございます。1款総務費1項総務管理費は、職員1人、嘱託2人分の人件費と*畜処理場の管理運営のための経費でございます。  2款の予備費につきましては 100万円で、前年同額の計上でございます。  以上が食肉処理場特別会計ででございます。  次は、家畜市場事業特別会計をお開き願いたいと思います。家畜の2ページ、歳入でございます。  1款事業収入1項事業収入1目の市場入場料につきましては、実績を勘案しての計上でございます。  2目の使用料につきましては、電柱等の使用料でございます。  2款繰越金1項繰越金1目の繰越金は 418万円で、次の3款諸収入1項市預金利子1目の市預金利子は実績を勘案しての計上でございます。  2項雑入は存目でございます。  次は4ページ、歳出でございます。1款総務費1項の総務管理費は、家畜市場の運営経費でございます。前年度までの職員1人分の人件費につきましては、一般会計に組みかえて計上してございます。  2款予備費につきましては 100万円で、前年同額でございます。  次は、農業集落排水事業特別会計をお開き願いたいと思います。集排の2ページ、歳入でございます。  1款事業収入1項事業収入1目の使用料につきましては、 746万 5,000円の計上でございます。本年度7月から平均19%の料金改定を予定しておりますので、戸数の増とあわせまして 186万円の増となってございます。使用料料金の積算単価は公共下水道使用料と同額でございます。  2款県支出金1項県補助金 3,146万円でございますが、これは楽間・行力地区の補助事業費 5,200万円の10分の6と補助対象事業費52万円の10分の5ということになってございます。  3款繰入金1項の一般会計繰入金は、収支を差し引きますと 6,575万 6,000円を繰り入れるものでございます。  次の4款繰越金、5款諸収入1項市預金利子、次のページの2項雑入は存目でございます。  6款の市債は、これも楽間・行力地区の事業分として2,220万円の計上でございます。  5ページの歳出をお願いします。1款農業集落排水事業費1項農業集落排水事業費1目の農業集落排水管理費は、職員2人分の人件費と浜川地区の処理場等の維持管理に係る経費でございます。  2目の農業集落排水施設建設費は、楽間・行力地区の最終年次となりますので、下水道管布設等工事等の工事請負費 6,480万円と、それに係る設計委託料 235万 3,000円などでございます。なお、平成7年度から建設を進めております処理施設は、地下1階、地上1階建て、延面積 1,036平米で、年度内に完成する予定でございます。  次に、7ページ、2款公債費1項公債費1目元金は、昭和62年度から借り入れた平成5年度借入分の元金でございまして、2目の利子は昭和62年度から平成7年度借り入れ予定の利子分の計上でございます。  3款の予備費につきましては 100万円で、前年同額でございます。  次は、駐車場事業特別会計をお願いいたします。駐車場の2ページが歳入でございます。  1款事業収入は高松地下駐車場の事業駐車スペース 150台分の使用料でございます。4,909万 4,000円でございます。  2款の繰入金は一般会計からの繰入金でございます。
     その下の3款繰越金と、次のページ、4款の諸収入は存目でございます。  次の5款は市債でございまして、城址第二地下駐車場建設のために起こすものでございます。8億円の計上でございます。そのうち3億 2,000万円は国の無利子融資でございます。  次の4ページは歳出でございます。1款駐車場事業費1項の駐車場管理費は、高松地下駐車場の管理を行う職員1人分の人件費と事務費、それと業務委託料は 3,083万 4,000円でございます。  次の2項駐車場建設事業費は、城址第二地下駐車場の建設費でございまして、8億 2,300万 8,000円を計上してございます。事務費、工事施工監理委託料、建設工事費、それに建設中の市債の利子として 9,282万円、それぞれ継続費に基づくものでございます。  次の6ページの2款の公債費は、高松地下駐車場建設に係る市債の償還元金及び利子を合わせまして 8,966万円と、一時借入金利子 175万 4,000円の計上でございます。  3款の予備費は昨年と同様の 100万円でございます。  以上で説明を終わりまして、引き続き土地取得事業特別会計を申し上げます。土地取得事業会計の2ページをお願いいたします。2ページは歳入でございます。  1款の繰入金は、一般会計の繰入金で2億 7,676万 2,000円でございます。  2款の繰越金と3款の諸収入は、いずれも存目でございます。  4款は市債でございますが、日高遺跡の土地取得事業分 7,000万円の計上でございます。  次は4ページの歳出でございます。3歳出。1款の総務費は土地取得事業に係る事務経費を計上してございます。  2款事業費1項の土地取得事業費は、 7,066万 8,000円を計上いたしました。日高遺跡の用地買収費でございます。  次のページ、3款公債費は償還元金と長期債利子の計上でございます。  4款予備費は 100万円の計上でございます。  以上、まことに雑駁でございましたが、一般会計と8特別会計についての説明を終わりました。どうもありがとうございました。                 (副議長退席、議長着席) ○議長(渡辺昌君) 次に、議案第39号について説明を求めます。                 (水道局長 井田忠芳君登壇) ◎水道局長(井田忠芳君) ただいま議題となりました議案第39号 平成8年度高崎市水道事業会計予算につきまして、御説明を申し上げます。  初めに、議案書をお願いいたします。議案書の後ろのページから5枚ほど前へめくっていただきたいと思います。  平成8年度高崎市水道事業会計予算でございます。第2条は、基本目標としての業務の予定量でございます。  第3条は、収益的収入及び支出の予定額でございます。収入では、第1款水道事業収益で54億 254万 4,000円で、前年度予算対比いたしまして98.7%でございます。支出では第1款水道事業費用で50億 7,633万 9,000円で、前年度予算対比で 102.8%でございます。したがいまして、収入から支出を差し引きますと3億 2,620万 5,000円が平成8年度におきます利益として予定されているものでございます。  次のページへお願いいたします。第4条におきましては、資本的収入及び支出の予定額でございます。収入では、第1款資本的収入で30億 8,359万 7,000円で、前年度予算対比で 122.5%でございます。支出では、第1款資本的支出で43億 9,852万 6,000円で、前年度対比 114.9%でございます。したがいまして、資本的収入額が資本的支出額に対しまして不足いたします額13億 1,492万 9,000円は、当年度分の消費税資本的収支調整額あるいは損益勘定留保資金、繰越利益剰余処分額等で補てんをいたしまして収支を図ったものでございます。  第5条から第8条までの予算につきましては、説明を省略させていただきます。  第9条は、利益剰余金の処分でございます。予算第4条本文括弧書きの補てん財源といたしまして 5,821万 1,000円不足を生じますので、平成7年度で予定されます利益約3億円のうち一部を予定処分しまして充当するものでございます。  続きまして、内容説明をさせていただきます。別冊の高崎市各会計予算に関する説明書、上水の27ページをお開きいただきたいと思います。  主なものについて御説明いたします。初めに、収益的収入でございます。1款水道事業収益1項営業収益1目給水収益の1節水道料金で49億 9,838万 3,000円は、前年度対比いたしますと97.1%でございます。これは、景気の回復等が足踏み状況にありますため、なかなか水需要の伸びが期待できませんので、平成7年度の決算見込みをもとに積算、計上いたしました。  2目の受託工事収益以下の収入につきましては、前年と同様に積算、計上いたしましたので、説明を省略させていただきます。  次に、上水31ページをお願いいたします。収益的支出でございます。1款水道事業費用1項営業費用1目原水及び浄水費といたしましては、浄水場におけます取水及び浄水に必要な費用を計上いたしました。  主な費用といたしましては、次のページをお開きいただきたいと思います。16節の委託料で 8,879万 3,000円でございます。これにつきましては、若田浄水場の沈殿池の汚泥搬出委託、あるいは若田・剣崎浄水場のろ過池の鋤取委託等の費用でございます。次のページの33節負担金で 7,512万 7,000円、これは烏川、利根川からの表流水を取水するため春日松原堰維持管理等負担金あるいは群馬用水管理費等負担金、そのほか水道法で定めます水質基準、これらの費用でございます。34節受水費の10億 3,611万 8,000円につきましては、県央第一水道から年間約 2,000万トンの受水を受けておりますので、その費用でございます。平成8年度におきます年間給水量の約42%を県央第一水道から受水を予定しております。  次は、2目配水及び給水費ですが、配水管及び給水設備の維持管理に必要な費用を計上させていただきました。主な費用といたしましては、次のページをごらんいただきたいと思います。16節委託料で 2,104万 4,000円、これは道路上におけまする配・給水管の修繕派遣を高崎水道工事組合に委託しておりますので、その費用等でございます。21節の工事請負費 9,052万円は、配・給水管の改良及び配・給水管の修繕工事等の工事費でございます。  3目受託工事費につきましては、給水管の修繕工事等、依頼されます受託費用を計上いたしました。主なものといたしましては、次の36ページをお願いいたしたいと思います。21節の工事請負費で 5,804万 9,000円は、配・給水管の改良及び修繕工事並びに消火栓の修繕工事費等でございます。  4目の漏水防止費につきましては、漏水調査及びその修繕のための費用を計上させていただきました。16節の委託料で 2,319万 8,000円は漏水調査委託でございまして、市街地を中心に周辺部を計画的に行っております委託費用でございます。このほか直営によります漏水調査を実施いたしまして、有収率の向上に努めております。21節の工事請負費での 2,338万 5,000円は、漏水調査によります漏水発見箇所の修繕工事費等でございます。  次のページをお願いいたします。5目業務費では、料金の調定や収納に必要な費用を計上させていただきました。主な費用といたしましては、次のページの16節委託料で、1億 1,409万 3,000円は、検針・集金、量水器の取替及び電算機の保守委託等のほかに、本年新たに検針業務にハンディターミナルの導入を予定いたしましたので、検針システムの開発委託等を計上いたしました。18節賃借料では、 4,167万 3,000円は料金関係及び財務関係の電算機等の借上料等の費用でございます。24節材料費の 5,043万 1,000円は、計量法に基づきまして量水器の取りつけから8年目に量水器を取りかえ実施しておりますので、その量水器の購入費用でございます。  6目総係費につきましては、水道事業の運営に必要な総括的費用を計上いたしました。以下につきましては、前年と同じ方法で算出いたしましたので、説明を省略させていただきます。  次に、上水44ページをお開きいただきたいと思います。資本的収入でございます。1款資本的収入1項他会計出資金1目他会計出資金の 5,067万 5,000円は、倉渕ダム建設事業及び奈良俣ダム建設に伴います割賦負担金の3分の1を一般会計から出資をお願いしているものでございます。  2項企業債1目企業債で25億 5,600万円は、管網整備あるいは布設改良等の建設改良事業に伴います所要経費の財源とするため長期の借り入れを予定しているものでございます。  4項負担金1目工事負担金4億 6,585万 7,000円につきましては、高崎駅周辺土地区画整理事業等からの依頼に基づきます施行工事の負担金等でございます。  次の46ページをお願いいたします。資本的支出でございます。1款資本的支出1項建設改良費2目の管網整備費の21節工事請負費では、前年度に引き続きまして石綿管の布設替1万 3,000メートルのほか、倉賀野町地内ほかに延長 2,830メートルの配水管の布設を予定しております。  3目配水設備整備拡張費の21節工事請負費の3億 9,230万円につきましては、市内の整備、配水管の布設でございまして、延長 7,500メートルを予定しております。  次のページをお願いいたします。4目負担工事費につきましては、高崎駅周辺土地区画整理事業等に伴います配水管の布設及び配水管の布設替延長 5,360メートルのほか、住宅団地造成等に伴います配水管の延長 6,566メートルを施行主の依頼により予定しているものでございます。  5目施設改良費の16節委託料 6,420万円につきましては、浄水場の建設予定地の文化財発掘調査委託等を計上いたしました。文化財発掘調査につきましては、4年間を予定しております。21節の工事請負費で7億 3,702万 5,000円につきましては、平成7年度に引き続き天神山に配水池容量 3,000トンの配水池1基の築造を予定しております。このほか電気機械設備工事のほか、若田浄水場の配水池に緊急遮断弁の設置、あるいは大橋水源導水管布設替等既設施設の整備を予定しております。  6目倉渕ダム建設費につきましては、平成2年度から着手しております県営の倉渕ダムの平成8年度の事業費12億円の本市の建設負担金率12.1%を計上いたしました。  7目の庁舎建設費の33節負担金につきましては、市庁舎建設に伴います負担割合に基づきまして負担金を計上させていただきました。  2項固定資産購入費以下につきましては、前年と同じ方法で積算、計上してありますので、説明を省略させていただきます。  以上、まことに簡単でございますが、水道事業会計の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(渡辺昌君) 次に、議案第40号について説明を求めます。                 (下水道局長 清水博之君登壇) ◎下水道局長(清水博之君) ただいま議題となりました議案第40号 平成8年度高崎市公共下水道事業会計予算につきまして御説明申し上げます。  最初に、議案書の方をお願いいたしたいと思います。最後のページから3枚目をお開きいただきたいと思います。  第1条は総則でございます。  第2条は業務の予定量を掲載してございます。  第3条以下の予算につきまして、その概要を御説明申し上げます。収益的収入は58億 3,342万 8,000円で、前年度予算に比べまして 106.6%でございます。収益的支出は55億 9,242万 8,000円で、前年度に比べまして 102.8%でございます。  第4条の資本的収入につきましては、46億 1,945万 4,000円で、前年度に比べまして 119.6%でございます。また、資本的支出は59億 3,153万 2,000円で、前年度に比べまして 110.0%でございます。  なお、資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額13億 1,207万 8,000円は、当年度分損益勘定留保資金等で補てんしたいと思います。  次に、内容につきまして主なものを御説明いたします。別冊の予算に関する説明書の予算明細書、下水27ページをお開きいただきたいと思います。  収益的収入の1款下水道事業収益1項営業収益1目下水道使用料につきましては27億 943万 3,000円を計上いたしました。前年度と比較いたしますと17.5%、有収率で 4.6%の増でございます。なお、有収率は一般用でございます。  2目他会計負担金につきましては、雨水処理費等に要する費用相当分を負担金として一般会計から受け入れるものです。  3目の受託事業収益につきましては、山名住宅団地の下水道管渠受託工事収入が計上してございます。以下、2節事務負担金から、28ページの2項営業外収益1目受取利息及び配当金までは、前年度と同じ方法で算出、計上してありますので説明を省略させていただきます。  2目国庫補助金は、特別地方債に対する利子補給でございます。  3目他会計補助金は、下水道事業の維持管理費用に対する一般会計からの補助金でございます。  5目消費税につきましては、仮払い消費税と借受け消費税の差 5,495万 2,000円の還付を予定しております。以下の収入につきましては、前年度とほぼ同様に計上してありますので、説明を省略させていただきます。  31ページをお願いいたします。次は収益的支出でございます。1款下水道事業費用1項営業費用1目排水設備費につきましては、排水設備の普及促進に必要な経費を計上いたしました。  32ページをお願いいたします。32節の水洗化促進利子補給費につきましては、あっせんいたしました水洗便所改造資金融資資金の利子補給を図るものでございます。  33ページの2目管渠費及び34ページの3目ポンプ場費につきましては、管渠とポンプ場の維持管理に必要な経費を計上してあります。  35ページの4目城南処理場費以下の各処理場につきましては、それぞれの維持管理費を計上いたしました。  41ページに移ります。7目受託工事費21節工事請負費につきましては、山名住宅団地の工事請負費が計上してあります。  8目水質試験費につきましては、前年度と同じ方法で計上してございますので、説明を省略させていただきます。  続きまして、42ページでございます。9目流域下水道費につきましては、主なものは33節負担金で流域下水道県央処理区の維持管理負担金でございます。  43ページに移ります。10目総係費ですが、下水道事業の総括的な費用を計上してあります。  45ページの11目減価償却費以下の費用につきましては、前年度と同じ方法で計上してありますので説明は省略させていただきます。  47ページに移ります。資本的収入でございます。これは資本的支出で予定している事業に伴う収入で、総額46億 1,945万 4,000円でございまして、1款資本的収入1項企業債1目企業債と2項国庫補助金1目国庫補助金が主なものです。  48ページに移ります。3項県補助金1目県補助金につきましては、単独事業に対する補助金です。  4項他会計補助金1目の他会計補助金は、一般会計からの補助金です。  5項負担金1目の工事負担金は、私道対策による地元負担金等による収入を計上いたしました。  次は、49ページの資本的支出につきまして御説明申し上げます。本年度の資本的支出の総額は59億 3,153万 2,000円で、前年度に引き続き管渠布設等を積極的に進めまして処理区域の拡大を図るための経費を計上いたしました。  1款資本的支出1項建設改良費1目の事務費につきましては、建設改良事業に伴う職員の人件費と、雨水対策を実施していくための全体計画の策定委託等の経費でございます。  50ページをお願いいたします。2目の管渠布設費は、補助事業といたしまして事業費7億 1,000万円を計上し、井野・八幡町ほか延長 1,250メートルの管渠を布設する予定です。また、単独事業といたしましては、事業費20億 713万 8,000円を計上いたしました。これは八幡町ほかに延長2万 5,000メートルの管渠を布設し、処理区域の拡大を図る予定でございます。  51ページに移ります。3目処理場建設費は、処理水量の増加に対処するため阿久津処理場の増設事業として4億 550万 9,000円を計上いたしました。  52ページをお願いします。4目負担工事費といたしましては、山名町産業技術専門校地区内の管移設と私道対策の費用を計上いたしました。  5目の施設改良費といたしましては、施設の維持管理の万全と地域の環境保全を図るため、城南下水処理場の滅菌設備改良工事、阿久津下水処理場の濃縮槽覆蓋工事等を初めといたしまして、老朽化した処理施設の改修または改良を行う費用を、また昨年度から進入水防止整備として管渠の更新を行ってきましたが、今年度は2億円を計上いたしました。  6目の流域下水道建設費につきましては、流域下水道建設に伴う負担金でございます。  53ページをお願いします。7目庁舎建設費については、市庁舎建設負担金を計上いたしました。  2項固定資産購入費以下につきましては、前年度と同じ方法で計上してありますので、説明は省略させていただきます。  以上、まことに簡単でございますが、説明を終わらせていただきます。よろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。  ────────────────────────────────────── △延会 ○議長(渡辺昌君) この際、お諮りいたします。  本日の会議はこの程度にとどめ、延会いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。                 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(渡辺昌君) 御異議なしと認めます。  よって、本日の会議はこれにて延会することに決しました。  次会は明7日定刻に開きます。  本日はこれにて延会いたします。 午後5時38分延会...